中京テレビ放送では、1983年に開局15周年を記念して、“質の高いコンサートを出来るだけ低い料金で”広く一般の皆様に提供することを主旨とした、「名古屋クラシックフェスティバル」をスタートさせました。芸術の秋、クラシック音楽舞台芸術の粋を集めた一大フェスティバルです。
超一流のオーケストラ、オペラやバレエ劇場、トップアーティストのリサイタルなど、バラエティに富みかつ芸術的クオリティの高さにこだわったところが特徴です。
今までこのフェスティバルに参加したのは、バイエルン国立歌劇場オペラ、ズービン・メータ指揮イスラエル・フィル、小澤征爾指揮ボストン響、チェコ・フィル、スヴィヤトスラフ・リヒテル（ピアノ）、ボリショイ・バレエ、マリインスキー（キーロフ）・バレエ、ヨーヨー・マ（チェロ）など、もう聴くことのできない巨匠から、現代の名アーティストの公演がキラ星のようにならんでいます。この地方を代表する、秋の芸術祭と言っていい と思いますね！

はい。 なんといってもクラシック音楽芸術の華はオーケストラ！
第27回は、世界最古のオーケストラ“ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管”と、常に人気の高いオケ、“チェコ・フィル”の二大巨頭でクラシックファンに迫ります。指揮もイタリアの スーパースター、リッカルド・シャイーと、80歳を超える年齢でいまだにバリバリ第一線の巨匠ブロムシュテット、期待せずにはいられません！
そして、名古屋クラシックフェスティバルの一番の売り、オペラ公演には、あの超名作「アイーダ」と「椿姫」、「エフゲニー・オネーギン」が登場します。いずれも一流劇場の公演で、まだオペラが初めての方にもおすすめですし、玄人の方もしっかりご満足頂ける内容です。リサイタルでは、前回（第25回）完売の人気、次代の名匠の誉れ高いオピッツ（ピアノ）が、ベートーヴェンの有名ソナタを中心に、じっくりと聴かせます。バレエでは、マリインスキー（旧キーロフ）・バレエが名作「眠れる森の美女」をと、いずれもこれ以上ない！！と言う最高の芸術をご提供します！
クラシックに限らず、ライブ・パフォーマンスは一期一会。どうぞ、ちょっとでも興味を惹かれたら、足を運んでみて！

協力：(株) F.P.P.