クラシックフェスティバルのあゆみ 過去から今までの名古屋クラシックフェスティバルのあゆみをまとめました
第29回公演:2011/10/1(土)~2012/2/5(日)

アントニオ・パッパーノ指揮 ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団

イタリアの最高峰が当代一流の指揮者パッパーノとともに

イタリア随一のシンフォニー・オーケストラであるローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団。1886年の創設後、マーラー、トスカニーニ、カラヤン、バーンスタインといった大物が指揮台に立った名門中の名門。この伝統あるオーケストラの音楽監督アントニオ・パッパーノは1952年生まれ、オペラハウス叩き上げの実力派。昨年は英国ロイヤル・オペラ公演で来日し、抜群の力量を披露しました。色彩感溢れる大きなスケールの音楽、そして精緻な演奏を聴かせる、いまもっとも世界で聴くべき組み合わせのひとつ! 2011/10/1(土)14:00開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

プラハ国立歌劇場 プッチーニ「トスカ」全3幕

120年の伝統を誇る、チェコを代表する名門歌劇場

チェコ最大にしてプラハ随一の歌劇場。1887年の創設から、その豊富な資金力でマーラー、セル、クライバー、クレンペラーなど音楽史上の名だたる指揮者やアーティストを招聘するなど、常に高い水準の公演を行ってきました。1996年の初来日以来、きめ細やかな演出や効果的な装飾や衣裳など、チェコという国のもつ豊かな音楽伝統がみてとれます。 「トスカ」は“星は光りぬ”“歌に生き恋に生き”といった有名な美しいアリアがちりばめられたプッチーニの名作オペラ。壮絶な最期を遂げるヒロイン=トスカには世界トップクラスのソプラノ、ノルマ・ファンティーニを起用、素晴らしい歌声がお楽しみいただけます。 2011/10/10(月・祝)17:00開演
愛知県芸術劇場大ホール

ベルリン・バロック・ゾリステン with 樫本大進

新コンサートマスター樫本大進を迎えて贈るベルリン・フィルのアンサンブル

ベルリン・フィルの首席奏者たちを中心に結成、様式美と真正さを兼ね備えた解釈を追及し、古楽仕様の現代楽器に様々な調律や弦、弓を駆使してその曲が作曲された時代の演奏を再現することを試みているバロック・アンサンブル。世界的に高名なこのアンサンブルは、数多くの世界的ソリストとの共演を行うほか、国際的音楽祭にもたびたび招かれています。今回の日本公演では、日本を代表する世界的ヴァイオリニストであり、このほど栄えあるベルリン・フィルのコンサート・マスターに正式に就任した樫本大進との共演が楽しみです。2011/10/23(日)14:00開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

ユーリー・テミルカーノフ指揮
サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団

名匠テミルカーノフが聴かせる、これぞロシア音楽の極み!

ロシアの名匠、テミルカーノフが率いる世界有数のオーケストラ。 1882年創立、旧ソ連時代から“レニングラード・フィル”として巨匠ムラヴィンスキーのもと、世界各国で名声をとどろかせ、来日公演も多数行い長く日本のオーケストラファンに親しまれています。音楽監督の座を50余年にわたり務めたムラヴィンスキーから引き継いだのがテミルカーノフ。ベルリン、ウィーン、ニューヨーク・フィルをはじめ超一流オーケストラから常に引っ張りだこ、キーロフ・オペラの芸術監督(ゲルギエフの前任)も務めた超人気指揮者。その音楽に対する深い造詣と芸術性で第二の黄金期を迎えている組み合わせです。伝統のロシア音楽の粋をお楽しみください。2011/11/3(木・祝)14:00開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

デイヴィッド・ジンマン指揮
チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 チェロ:ヨーヨー・マ

あの感動を再び! ヨーヨー・マ、今年はオーケストラとの共演

2006年の来日公演では各地で名演奏を繰り広げ、名古屋でもあっというまに完売という大好評を博した、デイヴィッド・ジンマン率いるチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団。今回ももちろん、クラシック界のスーパースター、ヨーヨー・マとの共演! ワーグナーやブラームスとのゆかりも深いスイスの名門オーケストラであるトーンハレ管。特にジンマンが1995年に首席指揮者に就任してからの活躍はめざましく、評価は常にトップクラス。このオーケストラを愛し、ジンマンと固い信頼の絆で結ばれたヨーヨー・マ、世界中で引く手あまたの超人気アーティストのオーケストラとの共演はなかなか聴けない貴重な機会。感動必至の公演です! 2011/11/12(土)18:00開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

ユリアンナ・アヴデーエワ ピアノ・リサイタル

早くも登場!2010年ショパン・コンクール優勝、期待の新星のリサイタル!

2010年第16回ショパン国際ピアノコンクール優勝、史上最高レベルといわれたこの年のコンクールで見事第1位に輝いたユリアンナ・アヴデーエワがクラシックフェスティバルに登場! 1985年モスクワに生まれ、ロシア、スイスでピアノを学び、06年ジュネーヴ国際コンクールで優勝したほか多数のコンクールで優秀な成績を収め、今回この栄誉を勝ち取ったアヴデーエワ。アルゲリッチ以来のショパン・コンクール女性優勝者、今後の活躍が期待される新進アーティストの“今”を聴く公演です。 2011/11/17(木)18:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

ウクライナ国立オデッサ歌劇場 プッチーニ「トゥーランドット」全2幕

東欧有数の名門、注目の初来日

オデッサ国立歌劇場は、ウクライナのオペラハウスの中で最も歴史がある東欧有数の名門劇場。劇場の起源を辿ると1809年まで遡ることができるという、創設200年以上になるこの劇場は、ウクライナきっての文化都市オデッサの芸術の中心を担う存在で、世界中にそのレベルの高さが知られています。
プッチーニの壮大なスペクタクル・オペラ「トゥーランドット」はこの劇場のレパートリーを代表する作品です。ゲスト歌手に、ミラノ・スカラ座をはじめとする世界中の歌劇場で、なくてはならないソプラノ歌手として活躍するマリア・グレギーナを起用!世界のプリマ、グレギーナはこのオデッサ出身。ウクライナの芸術性の高さをご堪能ください。
※本公演は2幕で上演致します。ストーリー・音楽に変更はございません。2012/1/9(月・祝)17:00開演
愛知県芸術劇場大ホール

ロシア国立ボリショイ・バレエ 「スパルタクス」

衝撃のスペクタクル・バレエ「スパルタクス」!

世界のバレエ界に君臨するボリショイ・バレエ。1776年の創設以来、ロシア・バレエの殿堂としての役割を担ってきた世界最大のバレエ・カンパニー。数多くの歴史的ダンサーを輩出し、いまなお層の厚いトップ・ソリスト陣を擁するだけでなく、コール・ド・バレエ(群舞)の比類ない美しさで世界中のバレエ・ファンを魅了し続けています。
来日公演でも数限りない名演を残してきたボリショイ、今回、まさにボリショイならでは、これこそボリショイで観たい演目「スパルタクス」。圧倒的な迫力の群舞と、ダイナミックな超絶的演技を観せるソリストで一大スペクタクル・バレエの真髄をご覧いただきます。満を持してお贈りするボリショイの「スパルタクス」、見逃せない公演です。2012/2/5(日)15:00開演
愛知県芸術劇場大ホール