クラシックフェスティバルのあゆみ 過去から今までの名古屋クラシックフェスティバルのあゆみをまとめました
第37回公演:2019/9/27(金)~2020/2/23(日)

酒井 茜&マルタ・アルゲリッチ ピアノデュオ・リサイタル

ピアノの神、降臨。

ピアノの“神”が、降臨する!世界で最も高い評価を受けるピアニストの一人、マルタ・アルゲリッチ。名古屋クラシックフェスティバルには名手フレイレとのピアノ・デュオ以来、16年ぶりの登場となる。
デュオの相手は、アルゲリッチとの「春の祭典」を含む2台ピアノのCDもリリースしている酒井茜。まさに2014年6月のルガーノ音楽祭におけるアルゲリッチとの共演の再現!

プログラム
モーツァルト:
4手のためのピアノ・ソナタ ニ長調 K.381/123a
プロコフィエフ/プレトニョフ編曲(2台ピアノ):
組曲《シンデレラ》 op.87
ストラヴィンスキー/自身による4手編曲(2台ピアノ):
春の祭典

2019/9/27(金)18:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

レザール・フロリサン ヘンデル「メサイア」

“ハレルヤ”コーラスが天にまで響く!

バロック・オペラや器楽・声楽曲の巨匠と呼ばれるウィリアム・クリスティ率いるレザール・フロリサンは、設立40周年を迎えるこのジャンルの頂点といえる存在。よく演奏されるヘンデルの「メサイア」を、こうした超一流の外来オーケストラと合唱団で聴けるのは、意外に貴重で稀少な機会。あの有名な“ハレルヤ・コーラス”が、天に響く!

音楽監督&指揮
ウィリアム・クリスティ

プログラム
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」

2019/10/13(日)14:00開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

セミヨン・ビシュコフ 指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

温かく美しい伝統の響き

その温かく美しい響きで世界中の聴衆を魅了しているチェコ・フィル。今回のプログラムは、ビシュコフがもっとも愛し得意とするチャイコフスキーの交響曲第5番と、チェコ・フィルでもっとも聴きたい、“モルダウ”を含むスメタナの「わが祖国」。ドヴォルザークの「新世界」と並ぶ、チェコ、そしてチェコ・フィルを代表する名曲で、しっとりとオーケストラ音楽を楽しむプログラム。

プログラム
スメタナ:交響詩「わが祖国」より “モルダウ”ほか
チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 op.64

2019/10/19(土)13:30開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

トリエステ・ヴェルディ歌劇場「椿姫」
ソプラノ:デジレ・ランカトーレ

ヴェルディ「椿姫」の真骨頂!

名だたる劇場がひしめくオペラ大国イタリアから、トリエステ・ヴェルディ歌劇場が来日する。1801年創設、オペラ王ヴェルディの名を冠することを許された最初の劇場であり、政府から直接の援助を受けているイタリアが誇る13歌劇場のひとつ。演目は、オペラ名作中の名作「椿姫」。イタリア随一のプリマ、デジレ・ランカトーレが素晴らしいヴィオレッタを演じます。乞うご期待!

プログラム
ヴェルディ:歌劇「椿姫」
全3幕 原語上演 日本語字幕付き

2019/10/25(金)18:30開演
愛知県芸術劇場大ホール

ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2019
ダイワハウス スペシャル
クリスティアン・ティーレマン指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
~日本オーストリア友好150周年記念~

ウィーン・フィルがやってくる!

ウィーン・フィル2019年日本公演の指揮者は、今年のニューイヤー・コンサートで指揮を務めたクリスティアン・ティーレマン。バイロイト音楽祭、夏のザルツブルク音楽祭で活躍、ウィーン・フィルとの共演も多く、世界中の歌劇場やオーケストラから高い評価を受ける、まさにドイツの正統を受け継ぐ実力派。世界のオーケストラの頂点を堪能できる公演です。

ブルックナー: 交響曲 第8番 ハ短調 WAB 108(ハース版)

2019/11/7(木)18:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

パーヴォ・ヤルヴィ 指揮
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ピアノ:ラン・ラン

世界三大オーケストラの雄!

ウィーン・フィル、ベルリン・フィルと並び称される世界三大オーケストラのひとつ、コンセルトヘボウ管。
「ビロードのような」弦、「黄金の響き」の金管、「際だって個性的」な木管と称賛されるこのオーケストラを構成する、世界から選りすぐられた楽員たちが一人一人の力量の高さと楽員相互の深い信頼感で音楽を作り上げます。ヤルヴィの指揮とラン・ランのピアノも楽しみです。

プログラム
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」序曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 op.19
ブラームス:交響曲 第4番 ホ短調 op.98

2019/11/20(水)18:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

アンネ=ゾフィー・ムター ヴァイオリン・リサイタル

“ヴァイオリンの女王”

クラシック界の帝王カラヤンが愛した現代最高峰のヴァイオリニスト、アンネ=ゾフィー・ムター。彼女には、まさに“ヴァイオリンの女王”と呼ばれるにふさわしい完璧な技巧、卓越した表現力、豊かな音楽性全てが備わっているといわれます。女王の手になる名曲の演奏で、ベートーヴェンの音楽、そしてヴァイオリンの魅力をあらためて感じる公演になるでしょう。

プログラム
【ベートーヴェン生誕250周年記念】 ヴァイオリン・ソナタ 第4番 イ短調 op.23
ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 op.24「春」
ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 op.47「クロイツェル」

2020/2/23(日)17:00開演
愛知県芸術劇場コンサートホール