クラシックフェスティバルのあゆみ 過去から今までの名古屋クラシックフェスティバルのあゆみをまとめました
第24回公演:2006/10/20(金)~2007/1/7(日)

ハンガリー国立歌劇場オペラ
プッチーニ/「トスカ」

中欧最高の歌劇場が贈るプッチーニの名作

マーラーやクレンペラーが常任指揮者を務め、カラヤン、ショルティもその指揮台に立ち、ドミンゴ、パヴァロッティも出演するなどヨーロッパの一流に数えられ、本格的な舞台や歌唱力の高さで定評がある名門歌劇場。
トスカ役にはスカラ座やウィーン国立歌劇場など超一流の舞台で絶賛を浴びるハンガリー出身の新進ソプラノ、名歌劇場でプッチーニの人気作品を堪能できる公演。2006/10/20(金)PM6:30開演
愛知県芸術劇場大ホール

キエフ・オペラ
プッチーニ/「トゥーランドット」

“ボリショイ、キーロフとともに世界を席巻する「ロシア・オペラの至宝」、遂に初来日!”

130年あまりの歴史と伝統が息づく、キエフ・オペラ(ウクライナ国立歌劇場オペラ~タラス・シェフチェンコ記念~)。
ボリショイ、キーロフと並び、ウクライナの首都・キエフで、ロシア・オペラの伝統を保ちつつ、ヨーロッパ・オペラに果敢に挑戦し高い評価を受ける劇場。
作品はあの名アリア「誰も寝てはならぬ」で名高い、壮大なスケールを誇るプッチーニのグランド・オペラ「トゥーランドット」。
待ちに待った初来日公演でいよいよその実力が明らかになる!2006/10/28(土)PM5:00開演
愛知県芸術劇場大ホール

ヨーヨー・マ
無伴奏チェロリサイタル

クラシック界のスーパー・スター、待望の無伴奏リサイタル

曲目:J.S.バッハ
無伴奏チェロ組曲 第4番、第2番、第6番 2005年愛・地球博出演“LOVE THE EARTH”で話題をまいたことも記憶に新しい、クラシック界の…というよりは、いまや世界のスーパー・スターというべきヨーヨー・マ。
ここのところシルクロード・プロジェクト関連の活動が目立ったが、この秋ついにリサイタルが実現!!
ヨーヨー・マによるバッハの無伴奏チェロリサイタルは、平成9年(名古屋市民会館大ホール)以来なんと9年ぶり。
今回は東京・大阪とこの名古屋だけで行われる貴重な機会、絶対に見逃せない!2006/11/2(木)PM6:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

ファビオ・ルイジ指揮
ウィーン交響楽団 ピアノ:上原彩子

新時代の巨匠ファビオ・ルイジとウィーン伝統の響き

モーツァルト/ピアノ協奏曲第22番
マーラー/交響曲第1番「巨人」
音楽の都ウィーンで最も親しまれているオーケストラ、ウィーン交響楽団。サヴァリッシュの招きでバイエルン国立歌劇場に出演し常任として名声を馳せ、ウィーン、ベルリン、ハンブルクなど主要な歌劇場で成功を収めたファビオ・ルイジが、2005年シーズンからこのオーケストラの首席指揮者・音楽監督に就任。
ドレスデン国立歌劇場の音楽監督の任をも併せ持つ、いま最も期待を集める指揮者とウィーン響の組合せで聴かせるのは、マーラーの交響曲第1番「巨人」。
ピアノにはチャイコフスキー・コンクールピアノ部門史上初めての女性優勝者 上原彩子を迎え、モーツァルトの協奏曲を。2006/11/10(金)PM6:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

マリンスキー・バレエ(キーロフ・バレエ)
チャイコフスキー/「白鳥の湖」

優美と気品、輝かしい伝統
世界最高峰のバレエ団

ご存知ロシアで最も古い伝統を持ち、「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」など古典名作バレエの多くを生み出したマリンスキー・バレエ(旧称:キーロフ・バレエ)。 パヴロワ、ニジンスキー、バランシン、ヌレエフ、バリシニコフらに加え、いまなお活躍中のロパートキナ、ヴィシニョーワなど幾世代にもわたり傑出した振付家やダンサーを輩出している。
まさにクラシック・バレエの歴史そのものを体現するこの劇場が贈るプログラムは、「白鳥の湖」。クラシックバレエの真髄を。2006/11/23(木・祝)PM5:00開演
愛知県芸術劇場大ホール

マリス・ヤンソンス指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」
ストラヴィンスキー/「春の祭典」

指揮界の頂点に君臨するヤンソンスとヨーロッパの超名門

2006年の新年幕開けにウィーン・フィルニューイヤーコンサートで輝かしくその指揮ぶりと圧倒的な存在を全世界に示したヤンソンス。
04年、ヨーロッパ三大オーケストラに数えられる超名門ロイヤル・コンセルトヘボウの首席指揮者に就任、その直後の日本ツアーは専門誌の年間コンサートの堂々第1位に選ばれたという、今まさに、一番聴きたい指揮者とオーケストラ!
ビロードの弦、黄金の金管、典型的なオランダ風の音色を持つ木管、コンセルトヘボウと頂点を極めた指揮者ヤンソンスが、2年の熟成の時を経て再び!
オーケストラを聴く感動の究極がここに。 2006/11/26(日)PM2:00開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

ゲルハルト・オピッツ
ピアノリサイタル

ドイツ・ピアノ界の正統派を代表する重鎮

ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」 第14番「月光」 第17番「テンペスト」 第23番「熱情」
その音楽解釈における楽派の流れは、師であるウィルヘルム・ケンプに繋がり、その源流はリストやベートーヴェンまで遡るという、ドイツ・ピアノの正統派を代表するピアニスト、ゲルハルト・オピッツ。
ドイツ人として初めてルービンシュタイン国際コンクールで優勝、若くしてミュンヘン国立音楽大学の教授に招かれ、広範なレパートリーによる数々の名録音を残すなど、輝かしいキャリアをもち、2005年からは日本でのベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全曲演奏会を開始。
近年ますます練熟の境地を示していると言われるオピッツ入魂のベートーヴェン・ソナタ集。2006/12/9(土)PM2:00開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

ベルガモ・ドニゼッティ劇場オペラ
ドニゼッティ/「ランメルモールのルチア」
ソプラノ:デジレ・ランカトーレ

ドニゼッティ生誕の地の歌劇場が贈る最高傑作

イタリア北部、ミラノの東方約50キロに位置する美しい街、ベルガモはベル・カント・オペラの傑作を数多く書いたドニゼッティ生誕の地。
旧市街には生家、ドニゼッティの名を冠した音楽学校や博物館があり、新市街んいあるドニゼッティ劇場は1791年創立のオペラ座が、ドニゼッティ生誕 100年を記念して1897年に改称されたもので通常のプログラムに加えて2年に1度、ドニゼッティ作品による音楽祭を秋に開催し高い評価を受けている。
初来日公演で披露するのはドニゼッティ・オペラの中でも最高傑作中の最高傑作、「ランメルモールのルチア」。
“ルチア狂乱の場”で有名なこのオペラ、ルチア役にはスカラ、ウィーン、パリ・オペラ座などで絶賛され、いまヨーロッパで人気沸騰中のコロラトゥーラ、デジレ・ランカトーレ。
ドニゼッティを聴くなら、まさに、この劇場で!2007/1/7(日)PM5:00開演
愛知県芸術劇場大ホール