クラシックフェスティバルのあゆみ 過去から今までの名古屋クラシックフェスティバルのあゆみをまとめました
第19回公演:2001/10/31(水)~2002/1/25(金)

サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団

鬼才テミルカーノフ率いるロシアの至宝と国際級の大型新人

ロシア最古の歴史を誇る名門。巨匠ムラヴィンスキーとの数々の名演で名高い旧称「レニングラード・フィル」。ヴァイオリンに国際派の大型新人、庄司紗矢香を迎える。
庄司は16歳でパガニーニ・コンクール史上最年少で優勝、イスラエル・フィルとの共演でメータも絶賛、日本人で初めて(というより世界でも数少ない)クラシック音楽名門中の名門レーベル、ドイツ・グラモフォンとインターナショナル・アーティスト契約を結んだ驚異の才能!
音楽監督テミルカーノフのもと、チャイコフスキーを中心の贈る垂涎のプログラム!2001/10/31(水)PM6:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

巨匠アシュケナージの指揮とピアノを堪能!

モーツァルト/ピアノ協奏曲第20番ニ短調
マーラー/交響曲第7番ホ短調「夜の歌」
初代ドヴォルザークからクーベリック、ノイマンなど数々の名指揮者によって育まれた一世紀を超える華麗な歴史と伝統を誇る、中欧の名オーケストラ。柔らかな弦、洗練された木管、華麗な金管、そしてそれらの融合した美しい響きは定評のあるところ。
今回は、指揮・ピアノに超一流の実力と人気を誇るアシュケナージを迎え、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番と、マーラーの大曲を聴く。98年から主席指揮者としてチェコ・フィルに迎えられたアシュケナージと活気みなぎるチェコ・フィルによる、見逃せない公演。2001/10/31(水)PM6:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

マリア・グレギーナ
ドラマティック・ソプラノリサイタル

彼女なしには世界の歌劇場は成り立たない!

ヴェルディ/“オペラアリアの夕べ”
「アイーダ」「ドン・カルロ」「オテロ」「マクベス」
「仮面舞踏会」「椿姫」他よりアリア
名実ともに世界最高のソプラノ歌手。MET、スカラ、ウィーン等数々の名門歌劇場から引く手あまたの人気。力強く温かみのある声、美しい容姿、優れた演技力で最高の評価を得ている。
特にイタリア・オペラの歌い手として名高いグレギーナがヴェルディを中心としたオペラ作品のなかから、有名なアリアを熱唱するというヴェルディ・イヤー(没後100年)に相応しいプログラム。クラシックフェスティバル初登場。2001/11/23(金・祝)PM3:00開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

シルヴィ・ギエム オン・ステージ

世界を席巻したギエム旋風が新世紀に再び吹き荒れる!

「テーマとヴァリエーション」「春の祭典」
「シルヴィ・ギエムのソロ」「ボレロ」
“100年にひとりのプリマ”と称され、完璧な体型、強靱な肉体、華麗なるテクニック、バレエダンサーに必要なすべてを理想的な形で備える天才。
89年パリ・オペラ座バレエから英国ロイヤル・バレエに移籍した際には、フランスの新聞に「国家的損失」とまで報じられた。演目はギエムの最高傑作「ボレロ」。
女性舞踊家としてはただ一人、天才振付家モーリス・ベジャールからこの作品を踊ることを許されているギエムの十八番。クラシック、モダンを問わず、踊るたびに観る者に新鮮な感動を与える表現力は見事というほかはない。2001/11/25(日)PM5:00開演
愛知県芸術劇場大ホール

ヨーヨー・マ&シルクロード・アンサンブル

ヨーヨー・マのシルクロード・プロジェクト!
最高に旬のアーティスト、ヨーヨー・マを聴く!

B.シャラフ/「ケルレンの伝説」(モンゴル)
Z.チーピン/「関山月」(中国)
F.アリ=ザデ/ハビル・サジャヒ(アゼルバイジャン)
間宮芳生/5つのフィンランド民謡(日本)
M.ラヴェル/ピアノ3重奏曲イ短調(フランス)
いうまでもなく、チェロ界のスーパースター。いまやカザルス、ロストロポーヴィチらと並び称される、現代の巨匠というにふさわしいアーティスト。
ジャンルを超えた才能を発揮するヨーヨー、今回のプログラムは現在彼がもっとも力を注ぐ「シルクロード・プロジェクト」。古来の東と西の文化を結ぶ絹の道=シルクロードに埋もれた、あるいは今なお残る旋律をもとに新しい音楽を創造しようという壮大なるヨーヨーの試み。
今年1月にアメリカで初演、ヨーヨー・マを中心としてアジア、ヨーロッパ、アメリカのミュージシャンによって繰り広げられるこのプロジェクトが、いよいよ日本でもあきらかになる!2001/12/1(土)PM6:00開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

ヒラリー・ハーン ヴァイオリンリサイタル
ピアノ:ナタリー・シュウ

ベルリン・フィル楽員も大絶賛!
次代のスーパースター、初のリサイタルツアー

ブラームス/ソナタ第2番イ長調
バッハ/無伴奏ソナタ第1番ト短調
モーツァルト/ソナタ第33番ヘ長調
サン=サーンス/ソナタ第1番ニ短調
今年22歳をむかえる、“次代のスーパースター”。99年ベルリン・フィル定期で大成功を収め、2000年の日本公演ソリストに抜擢された、文句なしの超天才。
11歳でボルティモア響と初共演を行い、以後ニューヨーク・フィル、フィラデルフィア管、バイエルン放送響等、世界の名門オーケストラと共演。
アバド、ヤンソンスなど世界の著名指揮者から絶大な評価を得、将来が期待される大物ヴァイオリニスト。
昨年、東京・大阪でのベルリン・フィル公演での堂々たる演奏は記憶に新しいところ。期待の高まるリサイタル、この秋一番の話題となることは間違いなし!クラシックフェスティバル初登場。2001/12/5(水)PM6:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

レニングラード国立歌劇場オペラ
プッチーニ「トスカ」(全3幕)

美貌の歌姫トスカの愛と死──甘く切ない旋律とドラマチックな演出で魅了するオペラ!

芸術・文化の都、サンクトペテルブルクで長い歴史と伝統を誇るロシア・オペラの至宝!
98年の「椿姫」公演では、圧倒的なまでの迫力と甘美な叙情性を豊かに表現した。
今回の演目はイタリア・オペラの傑作プッチーニ「トスカ」。ガウダシンスキー演出でこの名作オペラがどのように描き出されるかに期待が高まる。2001/12/12(水)PM6:30開演
愛知県芸術劇場大ホール

諏訪内晶子(ヴァイオリン)&
ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)デュオリサイタル

チャイコフスキー・コンクール優勝に輝く
若きヴィルトゥオーゾの豪華なデュオ!

バルトーク/ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第1番 他1990年チャイコフスキー・コンクール、ヴァイオリン部門とピアノ部門のそれぞれの覇者という、夢の組み合わせ。世界の檜舞台で活躍する二人の豪華なプログラム。
底知れぬテクニックと自由闊達な音楽性を兼ね備えた二人の天才の共演にクラシック界の注目が集まっている。若きヴィルトゥオーゾの豪華な顔合わせ!2002/1/25(金)PM6:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール