クラシックフェスティバルのあゆみ 過去から今までの名古屋クラシックフェスティバルのあゆみをまとめました
第14回公演:1996/9/12(木)~1997/1/19(土)

スカラ・フィルハーモニー管弦楽団

ムーティ/スカラ、比類なき「イタリア」の世界

ロッシーニ/歌劇「ウィリアム・テル」序曲
ベルリーニ/「ノルマ」序曲
ヴェルディ/「ナブッコ」序曲、「椿姫」第1幕の前奏曲、他
ムソルグスキー/「展覧会の絵」
指揮:リッカルド・ムーティイタリア・オペラの総本山、ミラノ・スカラ座が母体のオーケストラ。しなやかで美しい演奏とその比類なき歌心は「これぞイタリアの音」と評価が高い。1996/9/12(木)PM6:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

ロイヤル・アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

ウィーン、ベルリンとならぶ世界3大オーケストラの一角

ロッシーニ/歌劇「ウィリアム・テル」序曲
ストラヴィンスキー/舞踏組曲「カルタ遊び」
チャイコフスキー/交響曲第4番
指揮:リッカルド・シャイー今やウィーン・フィル、ベルリン・フィルと肩を並べるレベルにあるとの評価もあるオランダの名門!
最高の音響、“コンセルトヘボウ”に培われた達人たちの技で聴衆を深い感動へと誘う。1996/9/27(金)PM6:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

エディタ・グルベローヴァ ソプラノリサイタル

「神の領域」に踏み込んだ驚異のプリマ

〈ドイツ・リートより〉
シューベルト/野ばら、糸を紡ぐグレートヒェン他
〈オペラ・アリアより〉
ベッリーニ/「テンダのベアトリーチェ」より”もし私に墓をたてることが許されても”
ドニゼッティ/「シャモニーのリンダ」より”この心の光”
ドリーブ/「ラクメ」より「鐘の歌」
圧倒的な声の美しさ、超人的な技巧で我々を熱狂のルツボにたたきこんだ、あの感動をもう一度!
今回は、最高のコンビ、フリードリッヒ・ハイダーのピアノ伴奏によるリサイタル。1996/10/17(木)PM6:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

レニングラード・フィルハーモニー交響楽団

鬼才テミルカーノフ、世界に君臨するロシアの名門

ハチャトゥリアン/バレエ「スパルタクス」より メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 チャイコフスキー/交響曲第6番「悲愴」指揮:ユーリー・テミルカーノフ
ヴァイオリン:諏訪内晶子
現称サンクトペテルブルク・フィルだが、何といっても名指揮者の誉れ高いムラヴィンスキー時代、来日を重ね人気を確立したこの呼称が馴染み深いロシアを代表する名門。
その伝統を正しく受け継ぐテミルカーノフは同じく日本でも定評ある実力者。ヴァイオリンに人気・実力ともNo.1、進境著しい史上最年少チャイコフスキーコンクール入賞者、諏訪内晶子を迎え、白熱の演奏が期待できる!1996/10/23(水)PM6:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)&ミッシャ・マイスキー(チェロ)
デュオリサイタル

ファン待望のデュオ、遂に実現!
驚くほど精密な技巧と奔放なまでに情熱的な音楽性で絶えず聴衆の心をとらえて放さない魅力の天才ピアニスト、アルゲリッチ。
今回彼女がパートナーに指名したのは90年代をリードする人気チェリスト、マイスキー。その実力は、巨匠ロストロポーヴィチが「若い世代の中で最も優れた才能をもつ一人」と称賛したお墨付き。
超個性的な演奏家同士の夢の協演、これこそ“スーパーデュオ”と呼ぶにふさわしい、ファン垂涎の公演!1996/10/26(土)PM6:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

イル・ジャルディーノ・アルモニコ

バロック界のニューウェーブ遂に日本上陸!

ヴィヴァルディ/「四季」 他若く新しい感性でヨーロッパのヒットチャートを席巻、ヴィヴァルディ「四季」で空前の大ヒットを生んだ室内楽アンサンブル、日本デビュー!新鮮な解釈と確かなテクニック、ときに”過激”とさえもいわれるスリリングな演奏で魅了するバロック音楽界のニューウェーブ。
”イ・ムジチ”を超える(?!)注目の合奏団、堂々のクラッシックフェスティバル登場!!1996/11/4(月・祝)PM3:00開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

イギリス・バロック管弦楽団&モンテヴェルディ合唱団

古楽器演奏のパイオニア、他の追随をまったく許さない歴史に残る名演奏

バッハ/ロ短調ミサ指揮:ジョン・エリオット・ガーディナーいま世界がもとも注目する古楽器演奏のスペシャリスト、ジョン・エリオット・ガーディナー。かれ自らが創設し育て上げてきた、イギリス・バロック管弦楽団&モンテヴェルディ合唱団によって繰り広げられる独自の世界。
レコード・アカデミー賞の大賞・合唱部門賞・オペラ部門賞を総なめにした実績ももつ実力者集団。バロック期の名作の本格的公演は希少価値、絶対に聞き逃せない!1996/11/26(火)PM6:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

オスロ・フィルハーモニー管弦楽団

世界へ躍進!北欧が誇る名オーケストラ

ベートーヴェン/交響曲第3番「英雄」
ショスタコーヴィチ/ピアノ協奏曲第1番
レスピーギ/交響詩「ローマの松」
指揮:マリス・ヤンソンス
ピアノ:レイフ・オヴェ・アンスネス
北欧随一、国際的にも一流どころの地位を不動のものにしつつある躍進めざましいオーケストラ。
「巨匠」の評価も高い主席指揮者のマリス・ヤンソンスが、幅広いレパートリーから高レベルの演奏を聴かせて好評。
くわえてノルウェー期待の新鋭、アンスネスが繊細なタッチとダイナミズムあふれる演奏を披露する。
今回は名曲プログラムを厳選、「ローマの松」ではコンサートホールのパイプオルガンが美しい響きを聴かせる。1991/11/19(火)PM6:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

キーロフ・バレエ マリンスキー劇場サンクトペテルブルク

華麗なるバレエの歴史を創造し続ける世界のNo.1

チャイコフスキー/「眠れる森の美女」(全3幕)ロシア・バレエ誕生から今日に至るまでつねに世界のバレエをリードし続ける、キーロフ・バレエ。
2世紀にわたる歴史の中で数々のバレエ芸術を生み出し、ニジンスキー、パヴロワ、ヌレエフ、バリシニコフら伝説的なスターダンサーを輩出しているこの劇場はバレエの歴史そのもの。
そしてまた、バレエの歴史の中で欠かすことの出来ない大作曲家チャイコフスキーの作品が花開いたのもこの劇場である。1996/12/20(金)PM6:30開演
愛知県芸術劇場大ホール

プラハ国立劇場オペラ

モーツァルトが「ドン・ジョヴァンニ」を初演、
栄光と歴史に輝く名門オペラ

モーツァルト/「ドン・ジョヴァンニ」(全2幕)かつてモーツァルト自らの指揮で「ドン・ジョヴァンニ」の初演がおこなわれた由緒ある劇場の引っ越し公演。
前回「フィガロの結婚」では、その高いアンサンブル能力を実証。モーツァルト時代のオペラ劇場の伝統を今に伝える名門、好評に続きいよいよ待望の「ドン・ジョヴァンニ」をひっさげ再来日決定!1997/1/19(日)PM3:00開演
愛知県芸術劇場大ホール