クラシックフェスティバルのあゆみ 過去から今までの名古屋クラシックフェスティバルのあゆみをまとめました
第10回公演:1992/9/13(日)~12/19(土)

ミッシャ・マイスキー チェロリサイタル

バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV.1009
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタイ短調 D.821
R.シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調 作品6
ショパン:序奏と華麗なポロネーズ ハ長調 作品3
「90年代をリードする新鋭チェリスト」の名にふさわしいその表現力は、聴き手を魅了してやまない。
数々の国際的な活躍はその度に彼の評価を高め、今や頂点に達したと言っても過言ではない。
今回ソロで舞台に立つマイスキーに期待しない者はいないであろう。1992/9/13(日)PM3:00開演
名古屋市民会館大ホール

中丸三千繪 ソプラノリサイタル

ルチアーノ・パヴァロッティ・コンクール優勝。マリア・カラス国際コンクール優勝。その実力が、最初に認められたのはヨーロッパであった。
パヴァロッティとの共演を思えば、単なる「逆輸入」ではすまされないことは明白である。
今、最も注目されている日本人アーティストが名古屋で初めて披露する歌声を、生で確かめたい。1992/9/30(水)PM6:45開演
名古屋市民会館大ホール

ロシア国立交響楽団

指揮:エフゲニー・スヴェトラーノフ
ピアノ:中村紘子
現在世界超一流の地位を誇るオーケストラと、名実ともに日本を代表する国際ピアニスト・中村紘子との競演。1992/10/14(水)PM6:45開演
名古屋市民会館大ホール

ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

指揮:サー・コリン・デイヴィスブラームス:交響曲 第3番 ヘ長調 作品90
ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68
世界最古のオーケストラが送るブラームスの夕べ。
ホルンを中心とする金管群の独特のイントネーションと、弦楽器群の古雅といってもいいほどの柔らかな音色に酔いしれたい。1992/11/5(木)PM6:45開演
愛知芸術劇場コンサートホール

ボリショイ・バレエ
グリゴローヴィチ バレエ団
チャイコフスキー「くるみ割り人形」(全2幕)

文字通りボリショイ・バレエの「顔」であるグリゴローヴィチは、その生涯をバレエの演出・振付に捧げ、世界各地で熱烈な賛辞を浴びてきた。
ボリショイ・バレエの中で彼が自ら厳しい審査を行い選ばれたメンバーで構成されたのがこのカンパニーである。
ニューヨークをはじめとして50日間26回ものアメリカ公演で絶賛を博し、ボリショイ劇場での公演でも常に満席の盛況を誇る実力。1992/11/14(土)PM6:00開演
名古屋市民会館大ホール

ボリショイ・バレエ
グリゴローヴィチ バレエ団
チャイコフスキー「白鳥の湖」(全4幕)

文字通りボリショイ・バレエの「顔」であるグリゴローヴィチは、その生涯をバレエの演出・振付に捧げ、世界各地で熱烈な賛辞を浴びてきた。
ボリショイ・バレエの中で彼が自ら厳しい審査を行い選ばれたメンバーで構成されたのがこのカンパニーである。
ニューヨークをはじめとして50日間26回ものアメリカ公演で絶賛を博し、ボリショイ劇場での公演でも常に満席の盛況を誇る実力。1992/11/15(日)PM5:00開演
愛知県芸術劇場大ホール

シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団

指揮:ワルターヴェラードイツのオーケストラならではの重厚で奥行きの深いサウンドを持ち味として格調高い演奏をきかせてくれる。1992/11/24(火)PM6:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

サルスエラ

企画・演出:ホセ・タマヨ
演奏:大阪センチュリー交響楽団
前回圧倒的人気を得たサルスエラが今年もまた新作を披露する。
300年もの間受け継がれてきたスペイン伝統のオペラ・サルスエラは、スペイン最古にして最も生命力にあふれた民衆劇である。
ホセ・タマヨの手によって繰り広げられる華麗なエンターテイメントはスペイン人のみならず世界中の人々に感動を与えつづけている。1992/12/5(土)PM6:30開演
名古屋市民会館大ホール

フランス国立マルセイユ
ローラン・プティバレエ団

チャイコフスキー「眠れる森の美女」(2幕8場)

プティは現代作品はもとより古典作品についても、伝統を忠実に踏まえながら独特のエスプリに富んだ作品に仕上げ新しく蘇らせる。
鬼才プティの傑作は今や世界に確固とした地位を得ている。1992/12/19(土)PM6:30開演
愛知県芸術劇場大ホール