クラシックフェスティバルのあゆみ 過去から今までの名古屋クラシックフェスティバルのあゆみをまとめました
第5回公演:1987/8/25(火)~12/8(火)

スタニスラフ・ブーニン ピアノリサイタル

第11回ショパンコンクールの覇者。並はずれた技巧と躍動的で若々しい表現力を持ち、今、最も注目されているピアニスト。
昨年の初来日で、その人気は日本中を騒然とさせ全国19回の公演チケットはすべて即日売り切れ。今回もお早めにご予約を!1987/8/25(火)PM6:45開演
名古屋市民会館

アントニオ・ガデス舞踊団

映画「カルメン」「血の婚礼」で一躍有名となり昨年、東京公演(アンコール公演を含め8回)を超満員にし、ガデス旋風を巻き起こしたスペインの舞踊団。多くのファンのご要望に答え遂に名古屋公演実現!
官能の美、情熱のステージ。あます魅惑が心身を陶酔に誘うことでしょう。1987/10/2(金)PM6:45開演
名古屋市民会館

パリ・ギャルド吹奏楽団

”管楽器によるオーケストラ”と言われるギャルド。23年ぶりの日本公演(1984年)では、吹奏楽に携わる人はもちろん、一般の音楽愛好家を熱狂させた。
一人一人がきわめて高度のテクニックを持ち、90名が一糸乱れぬアンサンブルを聴かせるのは、まさに圧巻。1987/10/29(木)PM6:45開演
名古屋市民会館

イ・ムジチ合奏団

ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」他

おなじみのイ・ムジチ。ヴィヴァルディの「四季」は日本人の生活に浸透し、明るく爽やかなイタリアのメロディで我々を魅了させてくれます。
12回目の来日で創立以来のメンバーも段々少なくなりましたが、その分、新しい顔ぶれで技術的にも精神的にも新鮮な気風に満ちています。1987/11/6(金)PM6:45開演
名古屋市民会館

スイス・ロマンド管弦楽団
アルミン・ジョルダン指揮
マルタ・アルゲリッチ

ドビッシー:牧神の午後への前奏曲
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調

アンセルメを彷彿とさせるあの特有のラテン的な響き、名指揮者アルミン・ジョルダンを得て第2期黄金時代を迎えるスイス・ロマンド管弦楽団11年ぶりの来日。
超個性派ピアニスト、マルタ・アルゲリッチとの競演は楽しみだ!1987/11/7(土)PM6:45開演
名古屋市民会館

フランクフルト放送交響楽団
エリアフ・インバル指揮

モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調K,385「ハフナー」
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調

今や、世はマーラーブーム。そのマーラーの演奏にかけては、第一人者と讃えられ超人的な耳をもった指揮者インバル。その指揮は明快な輪郭をもってわかりやすく表現され、気品高い。
現在マーラーの全交響曲を録音中の手兵、フランクフルト放響との演奏は彼の特色を遺憾なく発揮することだろう。1987/11/11(水)PM6:45開演
名古屋市民会館

スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団
スデニェック・コシュラー指揮

チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調「悲愴」
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調「新世界より」

チェコスロヴァキアの秘宝、チェコ・フィルと並ぶ名門オーケストラ。
すみずみまで目配りの行き届いたコシュラーの緻密で、入念な棒さばきから、民族の香りと叙情が溢れ、スラブの詩が聴こえてくる。1987/11/26(木)PM6:45開演
名古屋市民会館

ウラディーミル・アシュケナージ
ピアノリサイタル

ピアノの巨匠として、世界中の幅広い層の聴衆からの尊敬と賛美を一身に集めているアシュケナージ。
演奏は力強く、しかも絶妙に繊細な音色と、正確で、しかも、技をひけらかさぬ指の冴えをみせる。1987/12/8(火)PM6:45開演
名古屋市民会館