コレがおすすめ!「泣けるオペラ」を観に行こう!
第27回名古屋クラシックフェスティバルには、悲劇のオペラの代表作であるこちらの3作品が登場。芸術の秋、美しく切ないオペラを見て、感傷に浸ってみませんか?
プラハ国立歌劇場オペラ「アイーダ」 古代エジプトを舞台に繰り広げられる、命がけの恋。
・STORY
武将ラダメスは、女奴隷アイーダと相愛。王の娘アムネリスは嫉妬する。凱旋したラダメスの褒美は、王の娘を妻とすることだった。結婚式前日、アイーダとの脱走を決意した武将は、思わず軍事機密を漏洩。恋人たちは生き埋めに処される。
・見どころ聴きどころ
大がかりなセット、エキゾチックな雰囲気、150名以上にものぼる出演者などが一体となった豪華絢爛で壮大なオペラ。有名な『凱旋行進曲』をはじめ、全編にちりばめられた珠玉のアリアなど、音楽的にも聴きどころが盛り沢山。見どころ満載、充実の舞台。
・Check it out!
ディミトラ・テオドッシュウ(アイーダ)
現代最高のヴェルディ歌いアイーダ役で日本初登場。
数々の作品で、世界の有名歌劇場に登場。とくにヴェルディの作品における現代の最も重要な歌手の一人として評価を確立。日本でも人気が高く、全力を傾けた演技・歌唱で聴衆を魅了している。
レニングラード国立歌劇場オペラ「エフゲニー・オネーギン」 華麗な舞踏会シーン!ロシア版トレンディドラマ。
・STORY
夢見る少女タチヤーナの純な愛を、ニヒルな青年オネーギンは冷たく退けた。しかし数年後彼は、美しく成長し公爵夫人となっているタチヤーナに再会する。今になって彼女への愛に気づくオネーギンだったが…。
・見どころ聴きどころ
全編にわたりチャイコフスキーらしい、ロマンチックで哀愁漂う旋律で彩られているが、第一幕のタチヤーナの『手紙の場面』や、第二幕でレンスキーによって静かに歌いあげられるアリアなどは、特に叙情的で美しい。
有名なポロネーズで始まる第三幕、主役ふたりによる、物語のクライマックスへの緊迫感溢れる二重唱は聴き応え十分。
ベルガモ・ドニゼッティ劇場オペラ「椿姫」 オペラといえばコレ!必見、究極の悲恋オペラ。
・STORY
高級娼婦ヴィオレッタは、南仏出身の若者アルフレードとの恋に本当の幸せを見出す。しかし、彼の父の願いで、二人は引き離される。やっと二人が再会した時、すでにヴィオレッタは死の床についていた…。
・見どころ聴きどころ
幕開けの華やかな合唱付き2重唱「乾杯の歌」から、「ああ、そは彼の人か」「花から花へ」「プロヴァンスの海と陸」などの名アリアの数々、流麗にして登場人物たちの心情を見事に描いた音楽で全幕が綴られており、オペラ通から初心者までが楽しめる、まさにイタリア・オペラの代表的名作!
・Check it out!
マリエッラ・デヴィーア(ヴィオレッタ)
イタリアの伝統を継承する当代随一のベルカント・ソプラノ。
驚異的な幅広いレパートリーを持ち、その完璧なテクニックと豊かな表現力で聴衆を魅了し続けている。世界中のオペラハウスからオファーが絶えない希代のディーヴァの登場が実現する。
協力:(株) F.P.P.