オセロ
シェイクスピア四大悲劇『オセロ』を大胆に再構成!
W.シェイクスピアの四大悲劇の1つである「オセロー」を、現代日本人の視点で大胆に再構築し、現代版『オセロ』として上演。
物語を悲劇に導くキーワードとして描かれているのは「嫉妬」。ほんの小さな嫉妬の火種が最後には嵐の夜の山火事のようにすべてを焼き尽くす事となる。その事のてん末と事の真実と、振り回される人間模様を劇場で目撃しよう!
シェイクスピア四大悲劇として知られる『オセロ』。
日常に渦巻く普通の感情−嫉妬、欲望、絶望−が描かれており、誰にでも起こる可能性をはらんでいる悲劇だといえます。
そして登場人物の一人一人が現実味ある、等身大の人間として描かれた、いつの時代にも通用する人間ドラマです。
白井晃版『オセロ』では登場人物を最小限に絞り込み、高潔だが世事にうとく不器用で実直な男オセロ、動機なき悪意を真の悪意へと増殖させていくイアーゴ、純粋な愛ゆえに悲しみと混乱に苛まれるデズデモーナの3人の心理劇を中心に構成。
それぞれの内面に焦点をあて、舞台を現代社会に、台詞もすべて現代版に書き換えます。
単に哀れな愛憎悲話としてではなく、人間性の堕落と瓦解を核とする人間ドラマとして再構築される、新しい『オセロ』にご期待ください。
〈あらすじ〉
ベニスの貴族オセロは、デズデモーナという妻を持ち、彼女をこよなく愛している。
ある日、オセロの旗手であるイアーゴは、同輩のキャシオが昇進する事を知り、嫉妬し、オセロを激しく恨む。そして、オセロを陥れようと策を練り、デズデモーナがキャシオと浮気をしているとオセロに思い込ませる。策にはまり、怒ったオセロはデズデモーナを殺してしまう。
イアーゴの妻エミリアが真実を明るみにするが、イアーゴはエミリアをも殺して逃走する。
その後、イアーゴは捕らえられたが、悲しみの中でオセロもまた自ら命を絶つ。
[原作]
ウィリアム・シェイクスピア
[構成・演出・出演]
白井晃
[出演]
仲村トオル/山田優
赤堀雅秋/加藤和樹/高田聖子/水橋研二/有川マコト
[企画・制作]
世田谷パブリックシアター
| 公演日 | 2013年6月25日(火)26日(水) 開場/18:00 開演/18:30 |
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本公演は終了しました |
| 会 場 | アートピアホール(名古屋市青少年文化センター) |
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| 料 金 | 全席指定¥7,000 | |
| チケット 発売所 |
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| 備 考 | ※未就学児のご入場はご同伴の場合でもお断りいたします。 |

