ヨンフン・リー(Yonghoon Lee) テノール

ヨンフン・リー大韓民国生まれ。韓国国立ソウル大学、ニューヨーク・マネス音楽院で、声楽と音楽学とを修めている。


2007年6月、チリのサンティアゴで《ドン・カルロ》のタイトルロールを歌いデビュー。そのときから今日までの間に、新進のリリコ・スピント・テノールとして、ヨンフン・リーは世界的名声を確固たるものにしている。


これまでに、2007年フランクフルト歌劇場で新制作の《ドン・カルロ》でドイツ・デビュー、ロリン・マゼール指揮《ドン・カルロ》でスペイン・デビュー、ローマ歌劇場ではジャンルイージ・ジェルメッティ指揮の《トスカ》カヴァラドッシ役でイタリア・デビューを果たしている。他にも、グラインドボーン音楽祭で《カルメン》のドン・ホセ役、フランクフルト歌劇場での《ドン・カルロ》の再演、および《ラ・ボエーム》ロドルフォ役、ベルリン・ドイツ・オペラで《トスカ》、ネザーランド歌劇場のロバート・カーセン演出《カルメン》など、世界的な脚光を浴びた。


2009/2010シーズンには、バイエルン国立歌劇場での《ドン・カルロ》、ハンブルク歌劇場での《トスカ》、ベルリン国立歌劇場の《カルメン》、そしてグラインドボーン音楽祭の《マクベス》でマクダフ役、リヨン歌劇場の特別コンサートでは、準・メルクル指揮《ヴェルディ・レクイエム》にも参加している。


2010/2011シーズンは、シカゴリリックオペラのオープニングで《カルメン》のドン・ホセ役、メトロポリタン・オペラの新演出《ドン・カルロ》のタイトルロール、ミラノ・スカラ座に《カヴァレリア・ルスティカーナ》のトゥリッドゥ役でデビュー、ドレスデン国立歌劇場とウィーン国立歌劇場には《トスカ》カヴァラドッシ役でデビューを果たしている。

5月にはローマ歌劇場に再登場し、ヴェルディ・オペラの中でもごく稀にしか上演されない《レニャーノの戦い》のアッリーゴ役、ベルリン・ドイツ・オペラでの《カルメン》ドン・ホセ役が予定されている。


次シーズンには、メトロポリタン・オペラで《ナブッコ》イズマエーレ役、ベルリン・ドイツ・オペラで《ドン・カルロ》(イタリア語版)のタイトルロールと《仮面舞踏会》のリッカルド役、ウィーン国立歌劇場でも《ドン・カルロ》(1867年初演・フランス語版)に出演予定。他にも、リヨン歌劇場、チューリヒ歌劇場、英国ロイヤル・オペラなどで《カルメン》ドン・ホセ役を歌いデビュー、さらにメトロポリタン・オペラでも同役を歌う予定があり、今まさに世界を舞台に羽ばたくテノールとして活躍している。