HOT ARTIST SERIES
ダニエル・ミュラー=ショット
無伴奏チェロリサイタル

ダニエルのバッハの無伴奏は、
それまでの誰とも違う音だった──!

世界中からオファーが絶えない、ドイツの本格派チェリスト。
チェロという楽器を愛し、チェロという楽器からも愛されている彼の音楽は、ムター、プレヴィン、エッシェンバッハなど名だたる音楽家を魅了し続けています。
清々しく躍動感に溢れ、優雅さも深みもある音色に、貴方もきっと魅了されることでしょう。チェロの音の美しさとその可能性を再認識するはずです。今、絶対に聴いておきたいチェリストです!!

[プログラム]
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
ブリテン:無伴奏チェロ組曲 第1番 op.72
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009

※9/4情報更新


ダニエル・ミュラー=ショット インタビュー

※動画の和訳全文は下記をご覧ください

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ダニエル・ミュラー=ショット メッセージ

親愛なる日本の皆様、今回、世界中で私の最も好きな国のひとつ、日本を再び訪れること、そして日本の素晴らしい聴衆の皆様にお会い出来ることを非常に楽しみにしております。今回演奏する名古屋のしらかわホールは、アーティストと客席とが一体感を持つことが出来る、今回の無伴奏プログラムにとって最高のホールです。チェリストにとって、バイブル(聖書)といわれているバッハの無伴奏チェロ組曲と、2013年に生誕100周年を迎える20世紀の大作曲家、ブリテンの無伴奏チェロ組曲による究極の一夜を、名古屋の皆様と共に過ごしたいと思います。


今回のプログラムについて

ダニエル・ミュラー=ショット

ブリテンは昨年、バッハも10年前にそれぞれ全無伴奏組曲をCDにされていますが、今回のプログラムの組み合わせの意図は?

恐らくブリテンには、バッハの現代版・無伴奏チェロ組曲を作ろうとする意図があったと思います。バッハのバロック的、多声音楽的なスタイルと、ブリテンの現代的な音の言語との間には、多くの点において相互関係が見られます。この二人の作曲家の関係性を追いかけるのは、とても刺激的です。


それぞれの曲に対する思い

バッハ: 無伴奏チェロ組曲 第1番 組曲の中で最も有名な作品で、この作品を聴くことは、まったくの純粋な喜びです。川を流れる水音のように始まる前奏曲、そして舞曲には陽の光と雲のような軽さがあります。サラバンドではより内省的になり、それが作品に素晴らしい温もりを与えています。

ブリテン: 無伴奏チェロ組曲 第1番 オーケストラのような和音から始まり、テーマが展開し、このテーマはその後、ほぼ全ての楽章に現れます。またブリテンは、いくつかの楽章でギターを思わせるような効果を使っており、それが聴く者にポリフォニックな印象を与えています。最終楽章は非常にヴィルティオーゾ的で、演奏者は持てる力の全てを総動員させなくてはなりません。
バッハ: 無伴奏チェロ組曲 第3番 組曲の中で最も楽しく、喜びに満ちた作品で、ロストロポーヴィチはこの作品を『ブリランツ』(輝かしい)組曲と呼んでいました。バッハはハ長調という調を用いることで、それまでと比べて最もオーケストラ的にこの作品を作ることができました。多くの声部が音楽的に絡み合い、それを辿る旅路は、とても素晴らしいものです!


それぞれの作曲家について

端的に言って、私にとってバッハとブリテンは、音楽史上、最も偉大な作曲家です!


2009年にもしらかわホールでブリテン3番、バッハ6番を演奏されていますが、その時の印象は?

音響が素晴らしかったのはもちろんのこと、お客様がとても集中して聞いてくださったことが印象に残っています。リサイタルを行うには最適な場所ですね。来年2月のリサイタルも、とても楽しみにしています。


Q&A

ダニエル・ミュラー=ショット

趣味

サッカー、映画鑑賞、読書・・・そしてもちろん音楽です!


日課

練習ですね・・・


日々持ち歩いているもの

愛用のチェロです。


モットー

たくさんありますが、人々に喜びとポジティブな力を届けることです。


尊敬する人

一人に絞ることは難しいですね。音楽家、政治家、芸術家、作家、科学者、スポーツ選手など、大勢います。


子供の頃の夢

サッカー選手か、映画監督。


生まれ変わるなら?

アートに関わることがいいですね・・・生まれ変わることができたらの話ですが(笑)


休日の過ごし方

自宅で過ごすか、自然の中で過ごします。


弱点

チョコレート・・・どんな種類のものにも目がありません。


好きな本

たくさんありますが、今はスイスの作家、ロルフ・ドベリの『Die Kunst des klaren Denkens』(賢く振る舞う術)という本を読んでいます。


好きなスポーツ

サッカー


好きな場所

たくさんの素晴らしい土地を訪れる機会がありましたが、日本を再び訪れるのを楽しみにしています!

     
お得な4公演セット券はこちらから  
   

公演日 2013年2月9日(土) 開場/13:15 開演/14:00
チケットはこちら
会 場 三井住友海上しらかわホール MAP
料 金 全席指定¥5,000  学生¥2,500
※学生券は往復ハガキで申込みの上抽選。
チケット
発売所
  • 中京テレビ事業:052-957-3333
  • しらかわホールチケットセンター:052-222-7117
  • チケットぴあ:0570-02-9999(Pコード:161-482)
  • ローソンチケット:0570-084-004(Lコード:48053)
  • 愛知芸術文化センターPG:052-972-0430
  • 栄プレチケ92:052-953-0777
  • e+(イープラス):eplus.jp
  • 名鉄ホールチケットセンター:052-561-7755
  • 中日サービスセンター:052-263-7282
  • セブン-イレブン店頭(セブンコード:014-994)
  • 他 有名プレイガイド
共 催 三井住友海上しらかわホール
備 考 ※未就学児のご入場はご同伴の場合でもお断りいたします。

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