ネストル・マルコーニ&三浦一馬
バンドネオン・ヒーローズ
マルコーニと三浦の師弟競演が世界に先駆け実現!
[プログラム]
ピアソラ:リベルタンゴ、アディオスノニーノ、ブエノスアイレスの夏
マルコーニ:モーダ・タンゴ、ロブスタンゴ(新曲・初演) 他
三浦一馬 スペシャルインタビュー |
日本バンドネオン界の若きスターが、師でもある本場アルゼンチンの世界最高峰バンドネオン奏者ネストル・マルコーニと競演!夢のステージへの意気込みを語ってくれました。 —— 10歳でバンドネオンに出会い10代でデビューされて、プロとしての活動の中でどんな発見がありましたか? 一番多感な時期をバンドネオンと一緒に過ごしてきましたから、大げさに言うと人生観のようなものも、楽器を弾いてステージに立つということから学んだと思います。物事への向き合い方とか、自分自身の姿勢とか…。人前に立って大勢のお客さんの前で自分のベストの演奏をしなきゃいけない。一回弾き始めたら2時間そのまま最後まで弾ききらなきゃいけない。そういう経験を10代の始めの頃からしてこられたことを、本当に皆さんに感謝しています。 —— 師匠のネストル・マルコーニさんとの出会いは16歳でしたね。 マルコーニといったら、バンドネオン奏者にとっては大げさじゃなく神様みたいな存在です。僕が16歳のとき九州で来日公演があって、初めてマルコーニさんの演奏を生で聴いたときは驚きました。ソロで演奏されてても、2〜3人で弾いてるんじゃないかと思えるぐらいで。もちろん芸術性も高く、技巧的にもすごくて、コンサートが終わってからしばらく椅子から立てないような感じでした。それで、マルコーニさんに直撃したんですよ。打ち上げ会場のお寿司屋さんに、楽器を持って押しかけて行って(笑)。そこで初めて僕の演奏を聴いてもらいました。その後、弟子入り志願して、アルゼンチンに行ったんです。 —— 今回は、同じステージに立たれますね。 憧れのマルコーニさんと日本で共演できる。これは何にもかえがたい喜びです。聴きどころとしては、マルコーニさんの「ロブスタンゴ」という曲。新曲で、しかも日本初演です。僕もまだ聴いたことがないので、とても楽しみ。僕が弾くピアソラの「現実との3分間」は、挑戦的な曲です。ピアノが現代的なハーモニーを弾きながら、でもタンゴのリズムで進んでいく。大好きな曲で、今度アルバムにも入れる予定です。ほかにも、ピアソラの曲をバンドネオンソロ用にマルコーニさんがアレンジしてメドレーにしたものなど、たくさんラインナップされています。ピアソラというと往年のタンゴというイメージかもしれませんが、彼のタンゴはまったく新しいものだったんですよ、当時としても。そのピアソラ以降のさらに進化し続けているタンゴの姿を聴いていただけるんじゃないかなと思っています。 |
公演日 | 2012年12月13日(木) 開場/18:00 開演/18:45 | チケットはこちら
本公演は終了しました |
会 場 | アートピアホール | |
料 金 | 全席指定 ¥6,800 学生¥2,500 ※学生券は往復ハガキで申込みの上抽選。 |
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チケット 発売所 |
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備 考 | ※未就学児のご入場はご同伴の場合でもお断りいたします。 |