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ナイデン・トドロフ(指揮)

 ブルガリアのプロヴディフ生まれ。5歳よりピアノを学び16歳で指揮者としてデビューする。ソフィア国立音楽院とウィーン音楽アカデミーで、指揮と作曲を学ぶ。その後、イスラエルのハイファ交響楽団の指揮者を務める。

 1995年から97年にかけては、スイスの国際ゲオルグ・ウェヒター財団の奨学金を得て研鑽を積む。スヴェトスラフ・オブレテノフ国際コンクールで入賞し、チェコ音楽賞をはじめ数々の賞を受賞する。ソフィア国立歌劇場で上演したグノーの「ファウスト」では、ソフィア賞を受賞している。
 ドイツ、オーストリア、スペイン、イギリス、フランスなどヨーロッパをはじめ、アジア、アメリカなどで多くのオーケストラを指揮する。国立プロヴディフ・フィル、国立ブルガリア・フィルとは、ヨーロッパ、アメリカ公演旅行を行っている。

 2000年にプロヴディフ・フィルの音楽監督に就任し、2003年からは国立ブルガス・オペラの音楽監督。2005年よりブルガリアで最も優れたオーケストラと評価される国立ブルガリア・フィルの主席客演指揮者を務める。
 ブルガリア国立歌劇場にも度々登場する他、1997年より「トラキアの夏」音楽祭の音楽監督として活躍する。

 ベルリン交響楽団(シンフォニカー)とはたびたび共演し、オーケストラが毎年公演を行っているコリン修道院での「コリン・ミュージック・サマー」では、2006年7月23日に共演し大成功を収め、オーケストラから絶大なる信頼を得た。ベルリン響首席指揮者のリオール・シャンバダールからも嘱望され、急遽今回の同オーケストラ日本公演に抜擢された。
 ナクソス、フンガロトンをはじめ数多くのCD録音のほか、テレビやラジオ番組にもたびたび出演している。


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