クラシックフェスティバルのあゆみ 過去から今までの名古屋クラシックフェスティバルのあゆみをまとめました
第34回公演:2016/10/23(日)~2017/1/27(金)

レ・ヴァン・フランセ ~管楽器のスーパースターたち~

世界最強のスーパースター管楽器奏者軍団!

夢のアンサンブルがやってくる!“ベルリン・フィル首席フルートのスーパースター” エマニュエル・パユ、“オーボエ界の大スター” フランソワ・ルルー、“世界トップのソロ・クラリネット奏者” ポール・メイエ、“世界を代表するホルン奏者” ラドヴァン・ヴラトコヴィチ、“バソン(フランス式バスーン)の第一人者” ジルベール・オダンという管楽器極めつけの名手たちに、フレンチ・ピアニズムを継承するピアニスト、エリック・ル・サージュを加えた世界トップのヴィルトゥオーゾによる木管アンサンブル。まさにドリームチーム! ホールを駆け抜ける「フランスの風」、エスプリの効いた超絶技巧の世界をお楽しみください。

出演
エマニュエル・パユ(Fl.)
フランソワ・ルルー(Ob.)
ポール・メイエ(Cl.)
ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(Hrn.)
ジルベール・オダン(Bsn.)
エリック・ル・サージュ(Pf.)

プログラム
シュポア:大五重奏曲 ハ短調 op.52 (Fl. Cl. Hrn. Bsn. Pf.)
ヒンデミット:5つの管楽器のための小室内音楽 op.24-2
ベートーヴェン:モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の“お手をどうぞ”による変奏曲 (Ob. Cl. Bsn.)
サン=サーンス:デンマークとロシアの歌による奇想曲 op.79 (Fl. Ob. Cl. Pf.)
酒井健治:レ・ヴァン・フランセのために書かれた新作 (Fl./Picc. Ob. Cl. Hrn. Bsn.)
プーランク:六重奏曲

2016/10/23(日)13:30開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

ヘルベルト・ブロムシュテット指揮 バンベルク交響楽団

ドイツの名門と巨匠ブロムシュテットによるベートーヴェン交響曲の決定版!

輝かしい歴史と伝統を誇るドイツの名門 “真正ドイツの響き” の誉れ高い名オーケストラ、バンベルク交響楽団と、年齢を感じさせないエネルギッシュな指揮ぶりで人々を感動させる巨匠ブロムシュテット。2012年来日時に大好評だったこのコンビが再び至高のシンフォニーを聴かせてくれます。
歴史的名演といわれるほどの評価を残したこの組み合わせで、ベートーヴェンの大名曲「運命」「田園」をお贈りします。
伝統の響きで、極めつけのベートーヴェンを満喫するプログラム!

プログラム
ベートーヴェン:
交響曲 第6番 ヘ長調 op.68「田園」
交響曲 第5番 ハ短調 op.67「運命」

2016/11/1(火)18:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

プラハ国立歌劇場「ノルマ」

オペラの女王グルベローヴァを迎えて贈る、ファン垂涎 ベッリーニの名作「ノルマ」

つねに “完璧” の称号と共にある不世出のオペラ歌手、エディタ・グルベローヴァ。今までリサイタルでしか聴けなかったあの奇跡の声が、オペラで体験できる! しかも、かのマリア・カラスがレパートリーとしていたことで知られるソプラノにとって一番の難曲、ベッリーニの「ノルマ」の舞台で! カラスの絶対的名演に勝るとも劣らぬ技量と魅力を持つグルベローヴァの真骨頂を、定評あるプラハ国立歌劇場とのプロダクションで目の当たりにできる公演。見逃せない!

プログラム
ベッリーニ「ノルマ」全2幕
<原語上演・日本語字幕付き>
ソプラノ:エディタ・グルベローヴァ」

2016/11/3(木・祝)17:00開演
愛知県芸術劇場大ホール

ミッシャ・マイスキー チェロ・リサイタル

チェロの真髄を聴かせる現代の巨匠

自由で情熱あふれる表現力で朗々とチェロを響かせ、聴く者の心を揺さぶる渾身の名演で、毎回聴衆の心をとらえて離さない世界的チェリストである現代の巨匠、マイスキー。彼の紡ぎだすチェロの音色には、彼自身の人生が、深く、色濃く反映されているかのようです。今回のプログラムは、J.S.バッハ、フォーレ、ピアソラ、フランクと多彩。美しく、情感に満ちた “歌う” マイスキーのチェロが存分に味わえる…まさに、チェロの真髄を聴かせる公演。

出演
ミッシャ・マイスキー(Vc.)
リリー・マイスキー(Pf.)

プログラム
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009
サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」より アリア “あなたの声に心は開く”
ドビュッシー:ミンストレル(前奏曲集第1集より12番 マイスキー編)
ピアソラ:グラン・タンゴ
フォーレ:エレジー op.24
フランク:チェロ・ソナタ イ長調

2016/11/20(日)13:30開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

マリス・ヤンソンス指揮 バイエルン放送交響楽団

人気・実力No.1のヤンソンスと、バイエルン放送交響楽団。最高の組合せ!

2016年新春、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートで3度目の指揮台に上ったヤンソンス。世界で最も人気の高い指揮者の一人である巨匠の魅力は高まるばかり。ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団ほか数々の超一流オーケストラの首席指揮者・音楽監督を歴任してきた彼が、2003年から首席指揮者の任にあるバイエルン放送交響楽団との黄金の組み合わせで遂に名古屋公演が実現!

プログラム
ハイドン:交響曲 第100番 ト長調 「軍隊」Hob.Ⅰ:100
R.シュトラウス:アルプス交響曲 op.64

2016/11/24(木)18:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

ホセ・カレーラス テノール・リサイタル

あの “世界三大テノール” カレーラスがクラシックフェスティバルに登場!

ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴと共に “世界三大テノール” の一人として有名な世界的テノール歌手、ホセ・カレーラス。スペイン・バルセロナに生まれ1970年のデビュー以来ヴェルディやプッチーニなどの作品で数々の名門オペラ劇場に出演し称賛を浴びながら、白血病に倒れるも奇跡的に復帰。世界各地でコンサートやリサイタル活動を積極的に行い、2014年には新作オペラにも出演、活発な活動を続けています。
今回はクリスマスにちなんだ、アヴェ・マリア、アヴェ・ヴェルム・コルプスなどを中心にイタリア、スペイン、フランスの歌曲を予定。

出演
ホセ・カレーラス(Tr.)
ロレンツォ・バヴァーイ(Pf.)

プログラム
~Spirit of Christmas~
ストラデッラ:ピエタ・シニョーレ
ベッリーニ:フィッリデの悲しげな姿よ
カタロニア民謡:鳥の歌
マスカーニ:アヴェ・マリア
バッハ/ブゾーニ:目覚めよと叫ぶ声あり(ピアノ・ソロ)
シューベルト:子守唄
フランク:天使の糧
シューベルト:アヴェ・マリア
アルバレス:祈り
******************************
トスティ:セレナータ
トスティ:夢
トスティ:最後の歌
ピアソラ:天使のミロンガ(ピアノ・ソロ)
レンディーネ:望郷
デレヴィトスキー:心からのセレナータ
ヴァレンテ:パッショーネ
ピアソラ:天使の死(ピアノ・ソロ)
デスポジト:太陽に酔って
ガスタルドン:禁じられた音楽

2016/11/30(水)18:30開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

ベルリン・フィル八重奏団

選ばれし8人の名手―――
世界のベルリン・フィルのトップ奏者が織り成すハーモニー

世界最高のオーケストラのひとつ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。人気絶頂の日本人ヴァイオリニスト樫本大進がコンサートマスターを務める、ベルリン・フィルを代表するメンバー達が集結した八重奏団(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、クラリネット、ホルン、ファゴット)。結成から80年以上という、ベルリン・フィルのメンバーが組織する多くの室内楽アンサンブルの中で、もっとも長い歴史と伝統をもつ団体。いわば世界のトップに君臨するベルリン・フィルの粋を集めた演奏が聴ける、貴重な公演と言えます。名手たちの織り成す、合奏の妙味をどうぞ。

出演
樫本大進(Vn.)
ロマーノ・トマシーニ(Vn.)
アミハイ・グロス(Va.)
クリストフ・イゲルブリンク(Vc.)
エスコ・ライネ(Cb.)
ヴェンツェル・フックス(Cl.)
シュテファン・ドール(Hrn.)
モル・ビロン(Fg.)

プログラム
ニールセン:軽快なセレナード <Cl. Fg. Hrn. Vc. Cb.>
ドヴォルザーク:5つのバガテル op.47(ウルフ・グィド・シェーファー編/ベルリン・フィル八重奏団のための編曲)
シューベルト:八重奏曲 ヘ長調 op.166, D.803

2017/1/27(金)18:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール