クラシックフェスティバルのあゆみ 過去から今までの名古屋クラシックフェスティバルのあゆみをまとめました
第31回公演:2013/9/20(金)~2014/3/9(日)

ミラノ・スカラ座特別公演 指揮:グスターボ・ドゥダメル
ミラノ・スカラ座管弦楽団 ミラノ・スカラ座合唱団

イタリア・オペラの総本山が圧倒的スケールで贈る
一大プロジェクトが実現!

イタリア・オペラの殿堂が、
若きカリスマ ドゥダメルとともに
総勢250名の圧倒的スケールで贈る
名古屋だけの特別プログラム! 2013/9/20(金)18:30開演
愛知県芸術劇場大ホール

プラハ国立歌劇場

チェコ随一の歴史と伝統を誇る歌劇場の「魔笛」

モーツァルトが全人類にあてた最後のメッセージが伝統の力によってよみがえる! 2013/10/19(土)15:00開演
愛知県芸術劇場大ホール

イルジー・ビエロフラーヴェク指揮
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

世界中のファンを魅了し続ける人気オーケストラ

チェコが誇る美しい弦の調べ―――
ビエロフラーヴェクとの新たな伝説が生まれる!2013/11/4(月・休)14:00開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

シルヴィ・ギエムの「カルメン」

100年にひとりのプリマ、降臨

名作「ボレロ」で世界中を魅了したスーパー・バレリーナ、シルヴィ・ギエム。 パリ・オペラ座、英国ロイヤル・バレエほかで数々の名演を残し、人気・実力ともバレエ界の頂点を極め今や神話的存在ともいえるダンサー。
全幕作品や「ボレロ」を封印した彼女が挑戦する新境地、マッツ・エック振付「カルメン」は期待大!
日本では初めて披露するこの作品を引っさげて、堂々の全国ツアー。またギエムのあの美しい踊りが観られる!
常に自分自身の限界を超えようとするアーティスト・ギエムの今をあなたの目でお確かめください。2013/11/23(土・祝)14:00開演
愛知県芸術劇場大ホール

ミッシャ・マイスキー チェロ・リサイタル

巨匠への王道を歩む名チェリスト

まさにミスター・チェロ!
初心者からコアなファンまでをも鷲掴みにする究極のプログラム!
聴く者の心を捉えて離さない、心を揺さぶる渾身の演奏を聴かせます。2013/12/8(日)14:00開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

アラン・ギルバート指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック

アメリカ最高峰のオーケストラ、ニューヨーク・フィル 9年ぶりに名古屋へ

アメリカを代表するトップオーケストラニューヨーク・フィルハーモニック。
マーラー、トスカニーニ、バーンスタインら歴史的な指揮者が黄金時代を築き、現代もその華やかさは類を見ない存在。
「自由の国」が育んだ伝統とエネルギッシュ・サウンドは必聴!2014/2/9(日)14:00開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

ロビン・ティチアーティ指揮 スコティッシュ・チェンバー・オーケストラ
ピアノ:マリア・ジョアン・ピリス

今、欧米で話題の新進指揮者ロビン・ティチアーティ登場!

新鋭ティチアーティと情熱の人ピリスの共演

音楽ジャーナリスト 片桐卓也


南フランスの空港に夏、降り立つとかすかにラヴェンダーの匂いがするけれど、スコットランドではヒースの薫りが混じっているような気がする。天気が変りやすく、夏でも時には急に寒い風が吹いたりすることもある北国スコットランド。
そんな風土の中で育ったオーケストラは、 逆にとても暖かい音を持っている。スコットランドのオーケストラには特に地域性、風土性が強く感じられる気がするのは、私だけだろうか。


エジンバラに本拠を置くスコティッシュ・チェンバー・オーケストラは2009~10年のシーズンからロビン・ティチアーティを首席指揮者に迎えた。ティチアーティは1983年生まれだから、まだ30歳。しかしオーケストラのみならず、オペラでも活躍を続けている注目の若手指揮者だ。日本でもモーツァルトの『フィガロの結婚』(クラウス・グート演出)を指揮しているが、その時はまだ20代半ば。
溌剌としているだけでなく、音楽の呼吸がとても自然で、若手とは思えないほどの経験も感じさせてくれた。イギリスは時として、こうした大器を生み出すようだ。


さて、そのティチアーティとスコティッシュ・チェンバーが日本ツアーを行なう。
ピアニストのマリア・ジョアン・ピリスが同行するのも嬉しい。プログラムは後半にベートーヴェンの『運命』、協奏曲はシューマンが用意された。共演者を慎重に選ぶピリスが、このティチアーティとこのオーケストラと共演するということだけで、如何に彼らがヨーロッパで音楽的に評価されているのかが分かる。情熱と清々しさに加え、暖かみのあるオーケストラの音色が、新しい体験に皆さんを誘うだろう。

2014/2/15(土)14:00開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

ウラディーミル&ヴォフカ・アシュケナージ
ピアノ・デュオリサイタル

巨匠アシュケナージのピアノが再び!
最高峰のピアニストが響かせる極上の音色!

ウラディーミル・アシュケナージのピアノが再び帰ってくる!
なんと19年ぶりとなるピアノ・リサイタルがデュオで実現します。
近年は指揮者としての活動が主となり、協奏曲の弾き振りなどでしか機会のなかったアシュケナージのピアノ。
熱望されていた演奏がようやく聴ける!
信頼する息子ヴォフカとともに、2台のピアノで紡ぎだす絶妙のアンサンブル。
ピアノ・デュオならではのオーケストラにも匹敵する迫力と多彩な響きが魅力です。
2011年、大絶賛を浴びたデュオ・リサイタルがいよいよ名古屋で!2014/3/9(日)14:00開演
愛知県芸術劇場コンサートホール