九團次の会
九團次の会
市川海老蔵の門弟 『市川九團次の会』、お見逃しなく!
演目
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一、翁千歳三番叟
舞踊の起こりは、天下泰平や五穀豊穰などを神に祈る儀式でした。今日でも能楽の「翁」は「能にして能にあらず」として特別視され、翁・千歳・三番叟の舞から成る儀式性の高い曲です。翁は集落の長、千歳は若者、三番叟は農民の象徴とも言われ、能楽「翁」を基に数多くの長唄や舞踊が作られましたが、大半はユーモラスな三番叟の舞に主眼が置かれたものです。そんな中「翁千歳三番叟」は、三番叟の快活さに加え、本来の「翁」の荘重さもご堪能頂ける大曲となっています。
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二、静と知盛
歌舞伎の松羽目物「船弁慶」から、静御前と平知盛の霊、二役だけを抜き出した舞踊。前半の舞台は摂津国大物浦。兄・頼朝から命を狙われ、この港から落ち延びる源義経は、愛する静御前を都に帰るよう諭す。静御前は義経の前で別れの舞を披露する(都名所)。義経が船出してからが後半。かつて義経と戦い、海に沈んだはずの平知盛の霊が現れる。前半は美しい白拍子、後半は荒れ狂う怨霊と、全く異なる2役の踊り分けが眼目である。
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三、新吉原百人斬り お紺殺し
実直な商人として財を成す紀州屋治右衛門には、人殺しや盗みなど悪事を重ね、病に苦しむ女房を捨てて逃げた過去があった。ある大雪の日、治右衛門は往来で物乞いの女に銭を恵むが、その女はかつての女房お紺だった。旧悪の露見を恐れた治右衛門は、お紺を騙して殺害し宿へと急ぐのだが・・・。予期せぬ再会の場面、水辺での殺しの場面の描写が印象的。女の執念を描いた怪談であるが、人間が持つ悪の本質の怖さを鋭く突いた話でもある。
2018年6月17日(日) 開場/13:30 開演/14:00
全席指定¥6,000(税込)
本公演は終了しました
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