ヴェルディと並ぶ大作曲家プッチーニの出世作。名作にも関わらず上演の機会にめぐまれないオペラのひとつ。 カルメンに負けない「魔性の女」マノンですが、悪気がなく天真爛漫なのでなんだか憎めない女性です。 若き日のプッチーニのフレッシュな音楽と若い二人の痛いほどの愛が胸を締め付ける、そんなオペラです。

美女マノン・レスコーと出会ったデ・グリューは彼女の虜となり、共に生活を始める。だが貧乏に耐えられず、マノンはジェロンテ大臣の愛人に。 しかし、デ・グリューのことが忘れられないマノンは彼に許しを乞い、共に大臣のもとから逃げ出そうとするも、売春婦のマノンは大臣の告発で逮捕され追放されてしまう。 二人は脱走するが、疲労と高熱によりマノンはデ・グリューの腕の中で息絶える。

旧ソ連邦の三大オペラ劇場として歴史的に重要な位置を占める劇場。1867年の開幕当初よりレパートリーは幅広く、ロシアのオペラを上演すると共にイタリアやドイツのオペラも積極的に取り上げた。また、チャイコフスキーは多くの自作のキエフ初日公演に参加しこの劇場を讃えた。

キエフオペラ　プッチーニ／「マノン・レスコー」全３幕 公演は終了しました。 ＜公演日＞2008年11月1日（土）　開演 17：00　　＜会　場＞愛知県芸術劇場大ホール

協力：(株) F.P.P.

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