市川海老蔵
古典への いざな
い〜 江戸 はな

伝統芸能をよりわかりやすく、多角的に味わっていただこうと市川海老蔵が自ら企画し2012年にスタートした「古典への誘い」。今年のテーマは「清元」です。三味線の伴奏による浄瑠璃の中でもかなり高い音域を使い、粋で軽妙な曲調を特色とする清元は、歌舞伎の伴奏音楽として、様々な演目の中で親しまれています。
今回の公演では清元の演目の中でも対照的な「保名」と「お祭り」の2演目を海老蔵が踊ります。素顔の海老蔵の口上や、清元のみで行われる「玉屋」など江戸歌舞伎の粋で華やかな世界をご堪能ください。


[演目]
一、口上 市川海老蔵
二、清元素演奏「玉屋」 清元菊輔社中
三、清元「保名」 市川海老蔵
四、清元「お祭り」 市川海老蔵

[出演]
市川海老蔵ほか


市川海老蔵 スペシャルインタビュー

昨年、好評だった海老蔵自らの企画公演。
第二弾は「清元」にスポットを当て、音楽と歌舞伎舞踊の魅力がたっぷり!

— 今年で二回目となる海老蔵さんプロデュースの「古典への誘い」。
今年のテーマは「清元」だということですが。

「清元」は江戸時代に出来た浄瑠璃で、当時は流行りものだったそうですが、今となっては伝統文化のひとつになっています。ほかにも歌舞伎の音楽には、長唄、義太夫とさまざまありますが、それぞれの違いについて一般の方にはあまり馴染みがないと思います。今回は、僕が踊りを中心にさせていただいて、興味を持っていただくきっかけにできたらと思っています。

— 海老蔵さんは「保名」と「お祭り」を踊られます。

「保名」は清元の中でも非常に素晴らしい演目です。実は、ひとりで踊る中ではなかなか大曲なんですね。そういうものは古典としてきちんと務めていきたい。祖父も父も踊っているということもありまして「続けていきたいな」と思っています。「お祭り」は以前、巡業中に父が倒れたときに私が代役で踊らせていただいたんです。そのときは2ヵ月間に渡り、100回以上踊らせていただきました。自分のいたらなさや未熟さを感じたこともあったので、少しでも改めてもう少し「お祭り」らしく晴れやかなものをご覧いただけるようにしていければなと思っています。「古典への誘い」なので、古典に対してのポイントはけっこう多く含んで選んでいますね。

— 歌舞伎座が新しくなって歌舞伎そのものの注目度が高くなっている今、
今回のように全国を回る公演の意義について、どうお考えですか?

昨年の「古典への誘い」で全国を回ってみて、時間をかけてわざわざ主要都市の劇場まで出かけることが難しい方が非常に多いんだなということを実感しました。歌舞伎を初めて観るという方が非常に多くて、凄く新鮮な反応をしてくださったんですね。それが僕は凄く嬉しくて。歌舞伎の未来のことも考えると、ひとりでも多くの方に観ていただく機会を作るということはとても大事なんだなと、昨年実感した訳です。ですから、継続していかないといけないと思っています。

公演日 2013年10月12日(土)
(1)開場/12:30 開演/13:00
(2)開場/16:00 開演/16:30
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会 場 江南市民文化会館 大ホール
料 金 S¥9,000 A¥7,000
チケット
発売所
  • 中京テレビ事業チケットセンター:052-320-9933
  • チケットぴあ:0570-02-9999(Pコード:429-094)
  • ローソンチケット:0570-084-004(Lコード:40039)
  • 愛知芸術文化センターPG:052-972-0430
  • 栄プレチケ92:052-953-0777
  • e+(イープラス):http://eplus.jp/
  • 名鉄ホールチケットセンター:052-561-7755
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  • セブン-イレブン店頭(セブンコード:023-482)
  • すいとぴあ江南:0587-53-5111
  • ピアゴ江南店:0587-57-5331
  • アピタ江南西店:0587-54-6411
  • ピアゴ岩倉店:0587-66-7111
  • 他 有名プレイガイド
※江南市民文化会館は、一般発売のお取り扱いはありません。
企 画 市川海老蔵
制 作 株式會社幸助・有限会社三響会企画
制作協力 全栄企画株式会社
協 力 松竹株式会社
備 考 ※未就学児のご入場はご同伴の場合でもお断りいたします。

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