東京セレソンデラックス
「笑う巨塔」

2003年1月に上演し、好評を得た作品が名古屋に初上陸!
本公演をもって解散が決定する、東京セレソンデラックスの劇団最後&最大規模の全国ツアーラストを飾る名古屋公演を見逃すな!

病院のロビーを舞台に、暗転なしで突っ走るドタバタシチュエーションコメディの決定版!

舞台は、都内某所のハイソな「四王病院」
ここにはいろんなオモロい人達が絶賛入院中。

アホなとび職の親方とそのファミリー!
ドジな代議士&おマヌケ秘書たち!
うっかり医師に、おとぼけナース!

ただでさえ問題を抱えてアップアップの奴らの元にハチャメチャな街の問題児が紛れ込んできた!

勘違い、行き違いのオンパレードで事態は大爆笑の連鎖を巻き起こす!

2003年1月に上演されたコメディの決定版「HUNGRY」がバージョンアップして蘇る!
お馬鹿な面々は、ラストに笑うのか!?幸せは奴らの元へ舞い降りるのか!?

セレソンのラストは元気になれる!劇場で盛り上がりを体感すべし!!

■公式サイト
http://ts-dx.com/wp/waraukyotou/

【作・演出】
宅間孝行
【出演】
宅間孝行、芦名星、斎藤工、金田明夫、
デビット伊東、石井愃一、藤吉久美子、松本明子、
駿河太郎、伊藤高史、越村友一、弓削智久、
まつこ、井村空美、信江勇、喜多陽子

宅間孝行インタビュー
宅間孝行

―劇団解散の理由、今後の展望についてお聞かせください。

そもそもうちは、劇団というよりはプロデュース集団に近い形で始まったんです。旗揚げから7〜8年経った頃、なんとなく周辺にいた人たちをメンバーにして正式に「劇団」にしました。ただその後も、劇団のメンバーだけで芝居をやっていくというよりは、旗揚げ当初のようなプロデュース・スタイルをずっとやり続けてきたので、結局、劇団であるという必然性がなくなってきてしまっているんですね。僕たちはずっと「一緒にやりたい」「セレソンの作品に出たい」と言ってくれる人をオーディションで選んできたという経緯があって。今、いろいろな方が「やりたい」と手を挙げてくださっている状況の中で、劇団ということに別にこだわる必要はないんじゃないかという…。その方が、観る方も分かりやすいんじゃないかな。そういう意味で「劇団」という看板を下ろすということになったんです。だから、今、一緒に舞台に立っている劇団員とも、本人がより魅力的な役者であり続ければ今後もシェイクハンドするし…ごく当たり前の理屈なんですけどね。


―この秋には最後の公演となる「笑う巨塔」が上演されます。解散公演にコメディを選ばれた理由は?

一応、「解散公演」と謳っていますので、なんとなく閉店セールを盛り上げたいなというのはあります(笑)。実は、いつも公演ラインナップの決定やそれに伴うキャスティングというのは、かなり前から始めるんです。だから、今年やろうと思っているものは、もう随分前に決めて動いていたわけですね。解散することを前提にしてはいなかったので、「最後の公演」という思いで選んだ作品ではないんです。ただ、ここ10年ばかり割と切ない作品を立て続けにやっていたので、うちにはコメディのラインもきちんとあるんだよ、というのをちょっと見せたくて…。それで、昨年「わらいのまち」をやり、2年続けて今年もコメディをやるというのは何年か前から決めていました。切ない作品が悪いわけではないのですが、今はコメディが非常にいいんじゃないかと。昨年、震災があった年にたまたま「わらいのまち」というコメディの上演が決まっていて、そういうめぐり合わせの必然というのをすごく感じましたし。そういう意味では、最後の作品ということより、今この時点でみんなに届ける作品はコメディであるということに、何かちょっと意味があるなぁと思っています。


ー劇団を長くやってこられて、最近の演劇シーンについて何か感じられることはありますか?

僕たちがやろうとしているのは、本当はあまり演劇というジャンルにカテゴライズされないものかもしれません。演劇というとやっぱりアレルギーがある方もいると思うんですよね。今回はメンバーもそうですし、タイトルからいってもそうですけど、お笑いのステージを観る感覚で来ていただければ。僕らがライバルだと思っているのは、演劇よりはお笑いなんです。それに、エンターテイメントとしては動物園とか遊園地とか。「今度の休みどこ行く?」というときに、遊園地に行くのか、セレソンの芝居を観に行くのか、みたいな。それぐらいの感覚で遊びに来ていただけると嬉しいですね。僕は「演劇界をどうにかしたい」というような思いがあるわけでもなんでもないんです。でも、少なくとも吉本のお芝居とか、劇団四季とか、そういうメジャーなところも含めて、もっとみんなで手を組んだ方が演劇というジャンルの裾野は広がるとは思っています。自分が作った作品をなるべくたくさんの人に観て欲しいし、どうせ観に来るんだったら「やっぱり演劇ってこれだけお金払う価値あるよね」「やっぱライヴってすごいよね」と思ってもらえるものにしたい。有名なタレントさんたちが小劇場とかに出て、普段観ない人たちを一瞬引っ張り込んで…と見せかけて、逆にアレルギーを植え付けてしまうみたいなところがあるでしょ?「演劇ってやっぱり難しいし高いし。映画やテレビでいいわ」になっちゃうと、ちょっと切ないですね。

―12月2日の名古屋公演が大千秋楽です。どんなステージになりそうでしょうか?

お客様が会場に入ってから最後まで、いかにみんなと楽しめるかをいろいろ考えています。最後の最後なので、間違いなく一番いいものが観られると思いますし(笑)。ただ、大千秋楽ということで全国からお客様が来る可能性があるので、チケットが取りにくいかもしれません。名古屋でやるからには、やっぱり地元の方に観てもらいたいので、頑張ってチケットを取っていただきたいですね(笑)。


動画を見るには、Flash Player 8 以降が必要です。
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公演日 本公演は終了しました
2012年11月28日(水)〜12月2日(日) 全7公演
11月 28日(水) (1) 開場/18:30  開演/19:00
  29日(木) (2) 開場/18:30  開演/19:00
  30日(金) (3) 開場/18:30  開演/19:00
12月 1日(土) (4) 開場/11:30  開演/12:00
    (5) 開場/16:30  開演/17:00
  2日(日) (6) 開場/11:30  開演/12:00
    (7) 開場/16:30  開演/17:00
会 場 名鉄ホールMAP
料 金 全席指定¥7,000
チケット
発売所
  • 中京テレビ事業:052-957-3333
  • e-get:0570-02-9534(公演コード:420-343)
  • チケットぴあ:0570-02-9999(Pコード:420-343)
  • ローソンチケット:0570-084-004(Lコード:40323)
  • 愛知芸術文化センターPG:052-972-0430
  • 栄プレチケ92:052-953-0777
  • e+(イープラス):eplus.jp
  • 名鉄ホールチケットセンター:052-561-7755
  • 中日サービスセンター:052-263-7282
  • セブン-イレブン店頭(セブンコード:017-150)
  • 他 有名プレイガイド
備 考 ※未就学児のご入場はご遠慮いただいております。

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