イングリット・フジコ・ヘミング
ピアノソロリサイタル
魂の音楽を奏でるピアニスト
ひとつひとつの音に色をつけるように弾いている──そう語るフジコ・ヘミング、3年ぶりの名古屋でのソロリサイタル。
[プログラム]
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
ショパン:プレリュード
リスト:ラ・カンパネラ 他
※事前予告なしに曲目が変更になる場合がありますので予めご了承ください。
今年もフジコさんに会える!!
音楽評論家 萩谷由喜子 菜食主義者でジャガイモがお好き、というフジコさんのあのパワーは、いったいどこから湧いてくるのだろうか? フジコさんがひとたびピアノに向かうと、決して俊敏とはいえない動きから思いがけないエネルギーに満ちた音、音、音が魔法のように流れ出す。腕の上げ下げも指さばきも一見重たげにみえるのだが、不思議なしなやかさがあって、甘く切ないショパンのノクターンも、リストの難曲『ラ・カンパネッラ』もいつしか制覇してしまうのだ。どうしてこのようなパワーを発揮できるのか、聴くたびに驚嘆させられる。 和服の生地か独特の風合いのある織物を用いた個性的なコスチューム、髪には生花といういでたち。ピアノの譜面台の脇に置かれた、亡き母上の手作りだという形見のブレスレット。それらがこの奇跡のパワーの源なのだろうか?たしかに、それらお気に入りのアイテムもフジコさんに元気を与えているに違いないが、彼女の演奏に息づく強靭な生命力は、ピアノを唯一の自己表現手段として逆境を耐え抜いてきたフジコさんの、ピアノへの愛と感謝の発露なのではなかろうか。 そんなフジコさんの熱いソロ・リサイタルを2012年5月も聴くことができる。プログラムの詳細はまだ発表されていないけれど、2012年はドビュッシー生誕150年にあたるから、きっとお得意レパートリーのうちから、『亜麻色の髪の乙女』や『月の光』などドビュッシーの小品類もとりあげられそうだ。『西風のみたもの』や『グラナダの夕べ』『ゴリウォッグのケークウォーク』などもフジコさんはお得意だ。 ピアノを弾くという行為は多量のカロリーを消費する。それにだいいち、体が柔軟でなければならない。だからソロ・リサイタルに向けて、フジコさんは目にみえないところでピアノを弾くための体づくりに努力され、厳しい自己管理をみずからに課しているのだろう。そうでなければ、あのみずみずしくパワフルな演奏はあり得ない。それがあるからこそ、人を感動させる音楽が生まれる。そんなフジコさんの2012年ソロ・リサイタルが今から待ち遠しくてならない。 |
| 公演日 | 2012年5月28日(月) 開場/18:00 開演/18:45 | チケットはこちら |
| 会 場 | 愛知県芸術劇場コンサートホール |
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| 料 金 | S¥13,000 A¥9,000 B¥6,000 学生¥3,000 ※学生券は往復ハガキで申込みの上抽選。 |
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| チケット 発売所 |
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| 備 考 | ※未就学児のご入場はご同伴の場合でもお断りいたします。 |

