クラシックフェスティバルのあゆみ 過去から今までの名古屋クラシックフェスティバルのあゆみをまとめました
第26回公演:2008/10/12(日)~2008/11/26(水)

ソフィア国立歌劇場オペラ
プッチーニ/「トゥーランドット」

歌手の宝庫ブルガリアの名門、
豪華絢爛なグランド・オペラを新演出で!

ゲーナ・ディミトローヴァ、アンナ=トモワ・シントウ、 ヴェッセリーナ・カサロヴァなど、世界的に活躍する歌手を多く輩出した“歌の国”ブルガリアから、創立100年を迎える名門劇場が来日。
これまでの日本公演でその実力 ― 歌手の力量、合唱の力強さ、響きの美しさ、装置のスケール ― は証明済み! 華やかに、“名古屋クラシックフェスティバル”の幕が開ける!2008/10/12(日)PM5:00開演
愛知県芸術劇場大ホール

ローザンヌ歌劇場オペラ
ビゼー/「カルメン」

フランス語圏スイスを代表するオペラハウス、初来日。
世界はこんなカルメンを待っていた・・・

スイス西部・レマン湖畔北岸の、バレエ・コンクールで有名な都市ローザンヌ市の主催で毎年行われる 「ローザンヌ国際音楽祭」、その中心となるのがこのローザンヌ歌劇場オペラ。
この劇場のプロダクションは、冒険的なプログラミング、あらゆる国籍の歌手を起用する点を特徴とし、常設の合唱団・オーケストラは高いレベルとの評価で、注目の初来日となる。
“世界はこんなカルメンを待っていた・・・”2008/10/19(日)PM5:00開演
愛知県芸術劇場大ホール

フランス・バロックオーケストラ
(ル・コンセール・スピリテュエル)
ヘンデル/「水上の音楽」 「王宮の花火の音楽」ほか

偉才ニケと世界最強のバロック・オーケストラ、
待望の初来日!

世界最高峰と謳われるバロック・オーケストラ。18世紀の音楽を当時の楽器によって演奏・復興することを目的に、1987年創設。
ピアノ・オルガン・合唱指揮を学んだフランス人古楽スペシャリスト、エルヴェ・ニケに率いられ、世界各地のコンサートホール、音楽祭に招かれ高い評価を獲得。 録音も数多く、「水上の音楽」は02年グラミー賞にノミネートされた実績もある。
その、最も得意とするヘンデルのプログラムで、いよいよ待望の初来日を果たす! 管を主体とした総勢80名の迫力ある演奏が魅力。
指揮:エルヴェ・ニケ2008/10/25(土)PM5:00開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

キエフ・オペラ
プッチーニ/「マノン・レスコー」

ボリショイ、キーロフに比肩する「ロシア・オペラの至宝」

130年あまりの歴史と伝統が息づく、キエフ・オペラ(タラス・シェフチェンコ記念ウクライナ国立歌劇場オペラ)。 ボリショイ、キーロフと並び、旧ソ連邦三大国立歌劇場のひとつとされ、ウクライナの首都・キエフでロシア・オペラの伝統を保つと同時に、イタリアやドイツのオペラも創設当初から積極的にとりあげる、幅広いレパートリーを誇る劇場。
今回の演目はプッチーニの悲劇的オペラ「マノン・レスコー」。美貌のマノンと愛に生きる騎士デ・グリューの美しくも哀しい運命を描く。2008/11/01(土)PM5:00開演
愛知県芸術劇場大ホール

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ブラームス/交響曲第3番、
ムソルグスキー(ラヴェル編曲)/組曲「展覧会の絵」

熱きカリスマ、ヤンソンス率いるヨーロッパの超名門!!

管・弦・打楽器それぞれ個性的なサウンドがブレンドして醸し出される、他に類を見ない奥深く落ち着いた、それでいてゴージャスな響き「ヨーロッパの名門」の名にふさわしいコンセルトヘボウの響きは、オーケストラを聴く喜びの究極といっていい。
人気絶頂のヤンソンスに率いられ欧米はもちろん絶大なファンの多い日本でも、いつも公演はソールド・アウト! 今回の公演もまた、この年のコンサート・ベストテンの上位にランクされることは間違いない…。
この秋、絶対に聴きのがせない貴重なオーケストラ体験!
指揮:マリス・ヤンソンス2008/11/16(日)PM2:00開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

イアン・ボストリッジ テノール・リサイタル
シューベルト/「冬の旅」全曲

卓越した感受性、耽美なテノールの世界

オックスフォード大学で歴史学の博士課程を修了後、歌手としてのキャリアをスタートさせたという異色のテノール。世界中の主要なホールでのリサイタルをはじめ、エディンバラ、ミュンヘンなど世界有数の音楽祭への出演も数多い。
オペラでは英国ロイヤル・オペラやイングリッシュ・ナショナル・オペラなどで重要な役どころを務め、ベルリン、ウィーン・フィルなどのオーケストラ、サイモン・ラトル、小澤征爾、ダニエル・ハーディングなどの名だたる指揮者と共演。
05~06年には、カーネギー・ホールで自身のシリーズを開催した。
歌曲での評価は高く、05年の内田光子との共演で絶賛を浴びたことは有名。卓越した感受性の織り成す耽美なテノールの世界。期待の名古屋初登場!
ピアノ:ジュリアス・ドレイク2008/11/21(金)PM6:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

マリオ・ブルネロ チェロ・リサイタル
バッハ/無伴奏チェロ組曲、ヴィヴァルディ/チェロ・ソナタ

イタリアの実力派いよいよ登場!!

言葉に尽くせない豊かな音楽を体験させてくれるチェリスト、マリオ・ブルネロ。
ここ数年は毎年のように来日し、その素晴らしいチェロの音色で聴衆を魅了してきたブルネロの演奏がいよいよ名古屋で聴ける!
ジュリーニ、シノーポリ、小澤、メータなど超一流の指揮者との共演により確固たる地位を築き上げた、現代を代表するトップ・チェリストの演奏を心ゆくまで堪能できるひととき。
今回のプログラムは満を持してのバッハ/無伴奏チェロ組曲。ほかに、オルガン/チェンバロ、リュート、ヴィオラ・ダ・ガンバなども加わりヴィヴァルディのチェロ・ソナタを。2008/11/24(月・祝)PM5:00開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

ボリショイ・バレエ
チャイコフスキー/「白鳥の湖」

永遠の古典、バレエの代名詞
ボリショイの「白鳥」

230年の歴史と伝統をもつ名門、ボリショイ・バレエ。 マリンスキー・バレエ(サンクトペテルブルク)と双璧をなす、広く世界中のバレエ・ファンに愛され、傑出したソリストと層の厚いダンサーで比類のない美しさを誇る世界最高峰のバレエ団。
躍動感あふれる踊り、迫力に満ちたドラマティックな表現・・・ボリショイ・バレエはその独自なスタイルで世界中の人々を魅了してきた。そしてその名門がお送りするのはバレエ界に燦然と輝く名作「白鳥の湖」。 美しい肢体で日本でも人気の高いザハーロワをはじめとして、この作品を得意とするロシアの名舞踊手たちならではの名演が存分に楽しめる。
ハイレベルのダンサーたちが繰り広げる群舞の美しさも必見!
永遠の古典名作を、ボリショイで。2008/11/26(水)PM6:30開演
愛知県芸術劇場大ホール