クラシックフェスティバルのあゆみ 過去から今までの名古屋クラシックフェスティバルのあゆみをまとめました
第16回公演:1998/9/8(火)~12/10(木)

スカラ・フィルハーモニー管弦楽団

“皇帝”ムーティが操るめくるめくスカラ・サウンド!

ヴェルディ/歌劇「運命の力」序曲、歌劇「マクベス」より“魔女の踊り“
ポンキエルリ/歌劇「ジョコンダ」より“時の踊り“
ファリャ/バレエ「三角帽子」
レスピーギ/交響詩「ローマの祭り」
指揮:リッカルド・ムーティその棒が振り下ろされた瞬間、有無をいわせず人々を別世界にひきこむような力、これが指揮者リッカルド・ムーティの魅力、まさに“皇帝“の名にふさわしい威厳とカリスマ性を漂わせる。
そしてそのムーティが最も力を注ぐオーケストラ、スカラ・フィルとの絶妙のコンビがあの胸をしめつけるような甘く切ないカンタービレと壮大に炸裂する圧倒的なクレッシェンドで聴くものを壮麗な響きの虜にしてしまう。これぞオーケストラ音楽の神髄といったところ。
“人生はこれを聴くためにある!”1998/9/8(火)PM6:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

ヨーヨー・マ チェロリサイタル
ピアノ:キャサリーン・ストット

チェロ界のスーパースター

ストラヴィンスキー/イタリア組曲 ブラームス/チェロソナタ第2番ヘ長調 Op.99 ニュー・ゴールドベルグ・ヴァリエーションズ ピアソラ/タンゴ組曲よりアンダンテとアレグロ、グラン・タンゴ 昨年秋、日本で唯一のリサイタルが名古屋で実現、バッハ/無伴奏で深い感動をあたえてくれたヨーヨーのチェロがふたたび聴ける。
チェリストとして人気・実力ともに不動の地位を誇る彼の演奏を、今年は愛知県芸術劇場コンサートホールで。ファンをうならせる定番プログラムのストラヴィンスキー、ブラームスに加えて今回は、最近注目著しい偉大なるタンゴ作曲家ピアソラの名曲からヨーヨーのお気に入りを。
朗々たる響き、妙なる調べ、深く大きな感動・・・彼の紡ぎだす音楽の前にはどんな言葉もいらない!1998/10/18(日)PM2:00開演
愛知県芸術劇場コンサートホール
写真提供:ソニー・クラシカル/photo:C.V.Tiedemann

ロイヤル・アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

“ヨーロッパ屈指の名門”
新監督を迎え10年ぶりの再来日!

音楽:S.プロコフィエフ
演出・振付:ジャン=クリストフ・マイヨー
管弦楽:東京ニューシティ管弦楽団
プロコフィエフ/「ロミオとジュリエット」(全3幕) 今世紀初め、この地に本拠を置いた近代バレエ最大の貢献者ディアギレフと“バレエ・リュス“の伝統を今も脈々と受け継ぐ、モナコ公国モンテカルロ・バレエ団。
音楽にストラヴィンスキー、ラヴェル、装置にピカソ、マチス、台本にジャン・コクトー、そしてフォーキン、リファール、バランシンといった伝説の踊り手・振付家・・・彼らすべてを育み、いくつもの傑作を生み出してきた偉大なるバレエの聖地・モンテカルロ。
そしていま、ノイマイヤー(ハンブルク・バレエ)の直弟子でローザンヌ国際バレエコンクールの審査員としても名高いJ=C.マイヨーを芸術監督に迎え、自ら振付・演出した新作「ロミオとジュリエット」でこのバレエ団の真価を世紀末に問う!1998/10/27(火)PM6:30開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

ジョン・ウィリアムス(ギター)

“キング・オブ・ザ・ギター”

指揮:松尾葉子
オーケストラ:セントラル愛知交響楽団
バッハ/リュート組曲第4番ホ長調BWV.1006a
アルベニス/コルドバ
ドメニコーニ/組曲「コユンババ」
ウィリアムス/エオリアン組曲
ロドリーゴ/アランフェス協奏曲
セゴビア、イエペス亡きあとの“ギター界最後の巨匠”ジョン・ウィリアムス。
95年5月、24年ぶりの来日を果たし東京文化会館の公演ではなんと満席、その人気と実力は依然衰えていないことを証明。
若くして師事したセゴビアには「神がこの子の肩に手を置いた」といわれるほどの天性、いまやギターを聴くのにこの人を置いてほかにない!
ジャンルにとらわれないクロスオーバーな活動で有名だが、技術と音楽性はきわめて繊細で確固たるクラシックのもの。1998/11/3(火・祝)PM5:00開演
愛知厚生年金会館

イル・ジャルディーノ・アルモニコ

古楽器界のニューウェーブ再び!

ロック/組曲「テンペスト」5楽章
ビーバー/「戦争」
バッハ/ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV.1050
ヴィヴァルディ/「四季」
2年前の衝撃の初来日公演で確かな実力と新鮮な魅力を披露した、若き古楽器アンサンブル、再び名古屋へ!
昨年行われたヨーロッパ、アメリカツアーでも予想に違わぬ大成功を収め堂々の再来日。メンバーの平均年齢は30歳そこそこながら、みな世界有数の古楽器オーケストラやアンサンブルでキャリアは十二分、技術は正確無比の超一流品!
演奏は過激でホット、時にスリリング。今回は、バッハ/ブランデンブルク協奏曲をひっさげ得意のバロック期の作品とともに若きイタリアの感性を熱く訴える!1998/11/28(火)PM5:00開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

レニングラード国立歌劇場オペラ
ヴェルディ/「椿姫」(全3幕)

圧倒的な迫力と豊かな抒情性、
ロシア・オペラの至宝が贈る不朽の名作!

演出:スタニスラフ・ガウダシンスキー
指揮:アンドレイ・アニハーノフ
管弦楽:レニングラード国立歌劇場管弦楽団
合唱:レニングラード国立歌劇場合唱団
96年1月の公演(第13回名古屋クラシックフェスティバル)では圧倒的なまでの迫力と豊かな感情表現で観客を熱狂の渦に巻き込んだこのレニングラード・オペラ。
芸術監督スタニスラフ・ガウダシンスキーの「人間の精神を声と演技で表現する」という基本コンセプトのもと、今回はヴェルディの名作『椿姫』に挑む!
運命に翻弄される人間の心の動きというテーマでガウダシンスキー演出の真骨頂が冴えわたる。イタリア・オペラを見慣れているファンにとっても必見の公演。1998/12/4(金)PM6:30開演
愛知県芸術劇場大ホール

ウラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
ピンカス・ズッカーマン(ヴァイオリン)
リン・ハレル(チェロ)トリオ

今世紀最大にして最後の”スーパー・トリオ”

ベートーヴェン/ピアノ三重奏曲第8番変ロ長調WoO.39
ショスタコーヴィチ/ピアノ三重奏曲第2番ホ短調Op.67
シューベルト/ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898 Op.99
ピアニストとして今世紀最後の巨匠といっていいアシュケナージがなんと久しぶりに室内楽奏者としてトリオで来日。 それもヴァイオリンにピンカス・ズッカーマン、チェロにリン・ハレルといういずれ劣らぬ名手揃い。それぞれがソロ・アーティストとして超一流で室内楽にも造詣の深いという、いわば「夢の組み合わせ」、もうこれは現在考えうる究極のピアノ三重奏といって過言ではない。
5月のリサイタルでアシュケナージのピアニズムにどっぷり浸っていただいたあとは、しっとりとトリオの演奏に耳を傾けるのはいかが。
今秋、室内楽ファンはもちろん、全音楽ファン垂涎のこの公演、お見逃しなく!1998/12/9(水)PM6:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

キーロフ歌劇場管弦楽団

天才ゲルギエフ待望の名古屋初登場!

近年急速に世界第一級の水準に達した驚くべきオーケストラ、遂に待望の名古屋デビュー。
現在、ロシアでトップともいわれるこのオケを育てたのが、現在キーロフ歌劇場総監督でメトロポリタン・オペラ主席客演指揮者、今や世界中のオペラハウスから引っ張りだこの超人気指揮者である、ワレリー・ゲルギエフ。
93年のキーロフ・オペラ公演、95年のオーケストラ単独公演につづいてこの組み合わせでは3度目の来日となるが、「ゲルギエフの指揮するものはすべてエキサイティング!」といわれるその音楽が、いよいよ初めて名古屋で味わえる。この秋いち押しのオーケストラ、乞う御期待!
指揮:ワレリー・ゲルギエフ1998/12/10(木)PM6:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール