クラシックフェスティバルのあゆみ 過去から今までの名古屋クラシックフェスティバルのあゆみをまとめました
第15回公演:1997/9/30(火)~1998/1/14(水)

ギネス・ジョーンズ(ソプラノ)&
ヨッヘン・コワルスキー(カウンターテナー)

魅惑の宵、異色の顔合わせで実現

指揮:ハインツ・フリッケ
管弦楽:大阪センチュリー交響楽団
当代随一といわれるワーグナー・ソプラノーギネス・ジョーンズと、人気・実力ともにナンバーワンのカウンター・テナー、ヨッヘン・コワルスキーの共演が実現!
それぞれの個性がどう溶け合うのか、あるいはぶつかり合うのか、それともまったく新しい世界が導き出されるのか・・・興味は尽きないといったところ。この異色の組み合わせ、どうぞご期待下さい。1997/9/30(火)PM6:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

イ・ムジチ合奏団

永遠のベストセラー、「四季」

ヴィヴァルディ/「四季」(ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意への試み」)ほか 常に圧倒的な支持を受けるイ・ムジチ。1952年ローマで結成されて以来40年以上に渡り数々の成功を収め、超破格のベストセラー「四季」で今日のバロック・ブームの火付け役となったのはいまさら、云うまでもない。
今回も存分に“絶妙のアンサンブル”で“イタリアならではの美しいカンタービレ”そして“豊麗で新鮮さに溢れた音楽”を堪能させてくれる。1997/10/8(水)PM6:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

ボリショイ・バレエ「白鳥の湖」

クラシックバレエの殿堂 世界最高峰の新生ボリショイ

200年を超える長い歴史の中でクラシック・バレエの伝統を継承しつつ、新しい作品を常に創造しながら、世界のバレエ史に名を残す数々の名ダンサーを生み続けるクラシック・バレエの頂点=ボリショイ。
グリゴローヴィチのもとで伸び盛りの才能を開花させた若手ソリストたちもいまやボリショイのトップダンサーとして名実ともに確固たる地位を確立、95年から芸術総監督となった辣腕・ワシーリエフの新演出で不朽の名作・定番中の定番「白鳥の湖」を。1997/10/19(日)PM5:00開演
愛知県芸術劇場大ホール

イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団

メータ率いる、世界に冠たる“イスラエルの弦”

モーツァルト/交響曲第41番ハ長調「ジュピター」
R.シュトラウス/交響詩「ティル=オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
ベートーヴェン/交響曲第3番変ホ長調「英雄」
指揮:ズービン・メータ96年東京でのフィレンツェ歌劇場公演ではその素晴らしい手腕で日本のオペラファンを魅了し、今まさに世界で一番脂の乗っている指揮者の一人であることを日本の聴衆にみせつけたメータ。
そのメータが長くコンビを組み最高の響きを生み出し続ける“世界一の弦“イスラエル・フィルとの共演で3年ぶり、待望の名古屋公演!伝説の名演が今よみがえる・・・。1997/11/6(木)PM6:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

モスクワ放送交響楽団

話題の若手No.1「樫本大進」、堂々の名古屋初登場!

チャイコフスキー/イタリア奇想曲、ヴァイオリン協奏曲ニ長調、交響曲第6番ロ短調「悲愴」ヴァイオリン:樫本大進
指揮:ウラティーミル・フェドセーエフ
鬼才フェドセーエフのもと、本場モスクワのパワーを見せつけるこれぞロシア正統の響き!
'74年、名匠ロジェストヴェンスキーのあとを受け主席となったウラディーミル・フェドセーエフとこのモスクワ放響との組み合わせもすでに20年余の歴史を重ねて円熟の極み、「チャイコフスキー記念」の称号を受けるにふさわしい。

そしてこの秋クラシック界一番の話題となるに違いない樫本大進のヴァイオリン、いよいよ名古屋デビュー!'96年のロン=ティボーで見事優勝、目下コンクール5連覇中の実力を、貴方自身の目でお確かめ下さい!1997/11/20(木)PM6:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

初代ドヴォルザークからクーベリック、ノイマン・・・
守り続けられたボヘミアの響き

スメタナ/交響詩「わが祖国」より”モルダウ”
ドヴォルザーク/交響曲第9番ホ短調「新世界より」
リムスキー=コルサコフ/交響組曲「シェヘラザード」
指揮:ウラディーミル・ヴァーレク1世紀を超える華麗なる歴史と伝統を誇るチェコ・フィルハーモニー管弦楽団。
ボヘミアの薫り漂う特有の柔らかな弦、洗練された木管楽器群、華麗な金管、そしてそれらの融合が一番の聴きもの。数々の名指揮者によって育まれたヨーロッパ屈指の名門。1997/11/23(日・祝)PM3:00開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

ヨーロッパ室内管弦楽団

ヨーロッパの未来を担うヴィルトゥオーゾ・オーケストラとアルゲリッチの競演!

ピアノ:マルタ・アルゲリッチ
指揮:エマニュエル・クリヴィヌ
プロコフィエフ/交響曲第1番
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第1番ハ長調
メンデルスゾーン/交響曲第4番イタリア
1981年、クラウティオ・アバドによってヨーロッパ12カ国の若手精鋭を集結してつくられたヨーロッパ室内管。約45名のメンバーで幅広いレパートリーを網羅し、結成以来多くの一流指揮者やソリストと共演、その実力はアバドやアーノンクールとの録音で実証済み。
今回指揮を執るのは柔軟性とエスプリに富む精緻な音楽で名高いクリヴィヌ。そして並ぶ者のないピアノの女王、アルゲリッチとともにヨーロッパ音楽の精髄を聴かせてくれるはず。絶対に見逃せない公演!1997/11/27(木)PM6:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

アンドラーシュ・シフ ピアノリサイタル

シューベルト生誕200周年記念ピアノソナタリサイタル

シューベルト/ピアノ・ソナタ
変ホ長調D.568 ヘ短調D.625+D.505 変ロ長調D.960
かつてハンガリーの若手ピアノ三羽鳥として華やかに登場したシフもいまや不惑を過ぎ、円熟の境地へと歩みつつある。 秋に開館する東京オペラシティコンサートホールのオープン記念演奏会(全6回のシューベルト・チクルス)のため来日、今回待望の名古屋公演が実現!現代最高のシューベルト弾き、アンドラーシュ・シフが流れるように”歌う”シューベルトの夕べ。1997/12/8(月)PM6:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

ハンガリー国立ブダペスト・オペレッタ劇場

ウィーンと双璧をなすハンガリー・オペレッタの殿堂!

レハール/「メリー・ウィドウ」(全3幕)レハールやカールマンなど今世紀最大のオペレッタ作曲家を生み出したハンガリーから、首都ブダペストを本拠地とするハンガリー国立ブダペスト・オペレッタ劇場がやってくる! ウィーン・フォルクスオパーと並び称される名門、オペレッタの楽しさを知り尽くしたその舞台は、絢爛・豪華・陶酔・・・甘美なロマンティシズムに酔いしれる、まさに時を忘れる楽しさ!客席との一体感も抜群。
'98年の幕開けを彩る、これこそ本場のオペレッタ!1998/1/14(水)PM6:30開演
愛知県芸術劇場大ホール