あなたもこれでクラシックデビュー! 〜第27回名古屋クラシックフェスティバルの歩き方〜

オペラ編

いよいよ開幕を迎える「名古屋クラシックフェスティバル」。
本場のクラシックを堪能できるフェスとして、この時期の名古屋クラシック界最大級の催し物となっているイベントです。
クラシックに興味はあるけど行ったことがないというあなたに、オススメの公演が目白押しです。

オーケストラのコンサートでも腰がひけるのに、オペラなんて、さらに難しくて敷居が高い、と思う方もいるかも知れません。
実は、クラシック初心者にこそオススメなのがオペラなんです。ここでは、そんなオペラの魅力を分かりやすく解説!

心も体も洗われる!?何といっても生の音!

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オペラといえば、豪華な衣装に派手な歌声、セレブな人が集まるコンサート、というイメージを持つ方も多いかも知れません。そういった面もありますが、実は初めてクラシックコンサートに行く人にこそ、オペラはオススメなんです。  その理由は、昼ドラに代表されるような、現実にはあり得ないような愛憎入り混じる、ベタな物語の展開にあるのです!

今回開催される3公演でも、『アイーダ』は、敵味方に分かれて引き裂かれる恋人たち。『エフゲニー・オネーギン』は、かつて冷たく振った少女が美しく成長、恋に落ちる青年貴族。『椿姫』は、高級娼婦が、純粋な若者と真の愛に目覚めるが、家族の反対にあい・・・。という設定なのです。言葉が分からないと避けている人も、原語上演の際に表示される字幕だけでも十分に分かる内容なのです。

そして、それを凝りに凝った豪華絢爛なセットでみせてくれます。シーン毎にどんどん展開するセットは、もう別世界。また音楽も、知らないうちに耳にしているものが意外に多いのです。例えば『椿姫』。映画『プリティ・ウーマン』のクライマックスシーンはじめ、要所要所に『椿姫』の音楽が使われていたりします。

難しく考えずに楽しめるのがオペラなのです。ちょっと特別な日を気取って、はじめてのオペラ公演にチャレンジしてみて下さい!

情報協力:ぴあ中部版

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